実践的な取り組みを単位化

プロジェクト授業

プロジェクト授業とは

「地域の現実的な課題をテーマとした授業、地域の作家、職人、デザイナー等から指導を受ける授業等、地域の関係者と協働して進める授業」です。
プロジェクト授業とは、「地域連携授業」と同等の実践型学習(アクティブ・ラーニング)として、高い教育効果が見込める内容でありながら、通常の時間割に入れることのできない学習実態を単位化する、画期的な試みです。
※「プロジェクト授業」の名称での開講は平成26年度より実施しています。以下にご紹介する科目は、令和4年度に開講される授業の一部です。

実践教育内容

特別実習「GEIBUN オープンエアミュージアム in 環水公園」

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「屋外にある、期間限定の美術館」
2010年から年に1回、富山県の代表的な公園である富岩運河環水公園を舞台に、学生と教員作品による企画展を開催しています。豊かな地域の魅力を芸文の作品公開を通して、県民と共に醸成することをねらいとした展示企画と運営を体験します。会期中は様々なワークショップにも参画します。

特別演習 インテリア演習(地元材を用いた椅子づくり)

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「制約の中でしか得られない学びを得る」
最初に名作と呼ばれる椅子について実測し、5分の1の三面図を描き、人間と椅子・空間と椅子・人間と空間の関係について学びます。
そして後半はその学びを生かし、各自の椅子を設計し、原寸大でつくることに挑戦します。限られた時間と、定められた規格の材料、木工技術の制約の中で、実制作を通してでしか得られないことを学びます。

特別演習 リノベーション演習B

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「魅力をリノベーションする」
最初にまちの伝統や文化を調査し、街並みの特色やその成り立ちを理解します。その成果をもとに、今後あるべき魅力を再定義し、それらを編集することで、金屋町のソフト面のリノベーションを行ないます。あらたな魅力はインフルエンスが期待できる明解な動画コンテンツにまとめ、地域に発信することで、まちの活性化に寄与します。

特別演習 空間分析

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「建築が生み出す様々な空間を見つけ出し、意図を探り、情景を表現する」
富山県内のいくつかの施設を見学し、漫然と形を眺めるのではなく、空間の印象やそこを利用する人の心情まで想像をめぐらせ、建築空間の持つ本質的な意味を探ります。また、人に空間や自分が思い描くイメージを伝えるための重要な手法を学びます。

特別実習 LIVING ART in TOYAMA プロジェクト実習

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「クリエイティブワークに不可欠なスキルの向上と習得」
デザイン・アートイベント「LIVING ART in TOYAMA」は、森林に囲まれた富山市大山地域を中心に「木と出会えるまちづくり事業」として毎年開催されています。学生はチームワークによる協同運営イベントの実践を通して、コミュニケーション力や実行力を養うとともに、プロジェクトチームの一員としての責任を自覚しながらイベントに参画します。

特別実習「高岡クラフト市場街」プロジェクト実習

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「工芸都市・高岡の複合イベントに参画する」
「高岡クラフト市場街」は、2012年から始まった芸文と地場産業界と高岡市の連携イベントです。学生たちはコンシェルジュとしてまちなかにブースを構えたり、市場街パスポートやスタンプ、おすすめマップなどを制作します。来場者の楽しみだけにとどまらず、職人をはじめとしたイベント関係者と来場者との交流が生まれる仕組みづくりに取り組んでいます。

特別実習「ミラレ金屋町」プロジェクト実習

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「まちづくりイベントの仕組みを学ぶ」
2008年に、前身となる催しが開催されてから10年以上続く、行政と地元住民と芸文が一体となって創り上げる地域活性化イベントです。全国で唯一「鋳物師町(いもじまち)」として、重要伝統的建造物群保存地区に認定されている高岡市金屋町。風情ある町並みを舞台に、工芸品の展示や茶会など多彩なイベントに参画します。

実践教育プロジェクト

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