地域と協働する授業
地域連携授業
地域連携授業とは
「地域の現実的な課題をテーマとした授業、地域の作家、職人、デザイナー等から指導を受ける授業等、地域の関係者と協働して進める授業」です。
※「地域連携授業」の名称での開講は平成26年度より実施しています。以下にご紹介する科目は、令和4年度に開講される授業です。
実践教育内容
建築再生実測演習
ブログ「再生すべき建物の実体と向かい合う」
建築再生設計の基本技術を学ぶことを第一の目標とし、実際の建物を実測し、平面図、立面図、断面図などの実測図面と模型を作成し、さらに簡単な再生設計を試みます。対象とする建築は、実際に建っていて、建築再生が望まれる建築であること。また、既存建物を調べることで、建物だけでなく、周囲を含めた地域の歴史や現状などについても理解を深めます。
空間デザインF(建築再生)
ブログ「なにをどう再生すべきかを計画する」
現在、空き家が大きな社会問題となり、一度役目を終えた建物を軸に、周辺の街並みや地域のコミュニティをも含めた再生・再創造が強く求められています。この授業では、実際に再生が求められる建築物と周辺の生活圏を舞台に、シンプルなインテリアデザインを足がかりとした再生プロジェクトを行うことで、インテリアおよび建築再生デザインの概要と基本実務を学びます。
デザインプロジェクトD(ビジュアルデザイン)
「プロの現場で必要なデザイン力、そして人間力を身につける」
富山県氷見市内の事業所が抱える課題に対してデザイン・広告手法を用いた解決策の依頼を受け、具体的な企画提案を行います。実社会でのデザインワークと同じプロセス、コミュニケーションで、クライアント、カスタマー(消費者)と向き合いながら、様々な条件、制約の中で発見を提供するクリエイティブ能力の習得を目指します。