2019.03.08

【ニュース】カペラゴーデン美術工芸学校（スウェーデン）の紹介 vol.1

カペラゴーデン美術工芸学校（スウェーデン）の紹介vol.1
カペラゴーデン美術工芸学校は、木工、織・染色、陶芸、菜園の4コースがあり、優れた作り手と豊かな使い手の育成を目指しています。美しい工房と宿舎での生活が、豊かな暮らしを作ることの意味を問いかける学校です。
富山大学芸術文化学部では、カペラゴーデン美術工芸学校と部局間交流協定を結び、学生相互の留学や、研究者による研究活動が行われています。

2019年2月にカペラゴーデン美術工芸学校を訪問したペルトネン講師が、学校の様子を紹介します。

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Capellagården School of Craft and Design（カペラゴーデン  スクール  オブ  クラフト  アンド  デザイン）
１. The Main Entrance.（正面玄関）

2月にカペラゴーデンを訪問した際の写真です。北欧の2月らしい、どんよりとした雨が降ったり止んだりする天気でした。
これから紹介する写真は、この正面玄関をはじめに、時計周りで順番に撮影したものです。どんな場所なのか、想像できると思います。

2. Student Accommodation Area（学生の居住エリア）

最初の写真に写る、右側も左側も正面も、全て学生達が共同で住むシェアハウスです。どの家に住むか？は、希望によるものだそうです。
各部屋の大きさや設備などに応じて、賃貸料が変わるそうです。基本的なつくりは、各個人の部屋＋共同台所＋共同トイレ＋共同シャワー。Wi-Fiがある家は限られているそうです。カペラゴーデンの学内の建物は、すべて古い物ばかりなので、常に修理が必要だそうですが、その修理の方法もまた学修なのだそうです。

これは共同で使う洗濯機。左側の壁にぶら下がっている紙は、洗濯機を使う順番を記入する用紙。何時～何時まで、誰が使うかを書き込むのです。よくあるのは、洗濯し終わった衣類を取りに来ない、予約していないのに洗濯機を使ってしまう人。

カペラゴーデン美術工芸大学
Capellagården

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［文・写真］
ペルトネン純子（芸術文化学部 講師）

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