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2019.02.07

【ニュース】平成30年度 ラハティ応用科学大学(フィンランド)との学生交流展

平成30年度 ラハティ応用科学大学(フィンランド)との学生交流展
大学間交流協定を締結しております、ラハティ応用科学大学(フィンランド)において、富山大学芸術文化学部の学生による作品展を開催します。
この学生作品展は、本学部とラハティ応用科学大学デザイン学部との学生作品の相互交流展に関する覚書によるもので、隔年毎に交互に開催しています。

ラハティ応用科学大学へ展示準備に向かったペルトネン講師から、現地のリポートが届きました!

2019年2月4日(月)
10時にラハティ大学へ
新しいキャンパスの正面玄関にある受付の横に、ギャラリーがあります。
そのギャラリーで最初に行われる記念すべき展示が、芸文の展示なのだそうです。

そしてこのたくさんのソファーが並んでいるのは、なんと廊下。ラハティ応用科学大学の新しいキャンパスは、ISKUというフィンランドの有名な家具会社が以前使っていた工場跡地です。この跡地には、ISKUの会社の一部も、一般の人が利用するレストランもあります。そのため、ラハティ応用科学大学で使っている家具のほとんどは、ISKUの家具であり、学生デザインによる物ばかりです。

ラハティ応用科学大学の新しいキャンパスは、まるでAEONモール等の大型商業施設の中にいるような印象です。しかし一歩、専門性の高いエリアに行くと、学生が安心して過ごせる環境も用意されていました。

ラハティ応用科学大学の食堂の横には、学生がデザインしたモニュメントが置かれ、そのモニュメントの前にも、学生がデザインし、ISKUが製造した家具が並べられていました。

木材の機械加工スペースの充実ぶりには、驚きました。デザイン学部長のエッシ先生も、自慢の場所だとおっしゃっていました。またヴィークルデザインのクレイルームも十分なスペースがあると思いました。

昼食を食堂で食べた後、展覧会の準備に取り掛かりました。
グラフィックなどの平面系デザインの先生である、アヌ先生、講師のアレクシ先生が展示準備を手伝ってくれました。

今日(2月4日)の午後だけでは終わりませんでした。外は、すっかり日が暮れて、とても冷たい風が吹いていましたが、ラハティ応用科学大学の屋外から見る校舎の姿が、とても綺麗でした。

2月5日(火)の予定
急きょ、ペルトネンによるレクチャーが10時から行われることになりました。内容は、明治期の彫金家 海野勝珉氏の作品研究を基にした、日本の金属工芸技法について、です。そして、展覧会のオープニングは、午後に行われる予定です。

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[文・写真]
ペルトネン純子(芸術文化学部 講師)

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