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2019.03.08

【ニュース】カペラゴーデン美術工芸学校(スウェーデン)の紹介 vol.3

カペラゴーデン美術工芸学校(スウェーデン)の紹介vol.3
カペラゴーデン美術工芸学校は、木工、織・染色、陶芸、菜園の4コースがあり、優れた作り手と豊かな使い手の育成を目指しています。美しい工房と宿舎での生活が、豊かな暮らしを作ることの意味を問いかける学校です。
富山大学芸術文化学部では、カペラゴーデン美術工芸学校と部局間交流協定を結び、学生相互の留学や、研究者による研究活動が行われています。

2019年2月にカペラゴーデン美術工芸学校を訪問したペルトネン講師が、学校の様子を紹介します。

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Capellagården School of Craft and Design(カペラゴーデン  スクール  オブ  クラフト  アンド  デザイン)
4. Library, Lunch room(図書館、ランチルーム)

Library, Lunch roomは、それぞれの利用目的の他に、談話室になったり、ミーティングに使ったりと、使い方は様々なようです。Lunch roomの奥にある大きなキャビネットは、たくさんの異なるデザインのカップが置かれています。この学校で過ごした歴代の学生達が作ったもので、好きなカップを使ってコーヒーや紅茶等を楽しむそうです。
スウェーデンでは、フィーカ(スウェーデン語)と呼ばれる(英語で言えばコーヒーブレイクと言い換えられるような)時間があります。学校を案内してくれたマティアス先生は、10時と15時のフィーカは、欠かせないとおっしゃっていました。

ここは、図書室。図書室は、学校内にいくつかあり、置いてある書籍の種類が異なるそうです。

また、Gardeningを学ぶ学生達の講義部屋や談話室は、とても心地よい場所でした。こんな素敵な場所が、講義室!というのは、本当に驚きでした。

5. Bus Station to Kalmar.(カペラゴーデンから、カルマル市へ向かうバス停)

カペラゴーデンからホテルのあるカルマル市へ向かう時は、バスを利用できました。カペラゴーデンから徒歩で約20分のところに、ひっそりとバス停がありました。1時間に1本のバスが走っているそうです。
このバス停を最初に、時計回りに写真を撮りました。
カペラゴーデンの正面玄関付近と比べると、民家は無く、幹線道路ということが一目瞭然です。ものさみしい風景ですが、学校を案内してくれたマティアス先生は、地平線を一望できるこの地域のこの特別な風景が大好きです、とおっしゃっていました。

この赤い車が駐車している道を左にまっすぐ進むと、カペラゴーデンの学校があります。

このバス停を離れて、約5分?くらいすると2つ先のバス停に着き、ショッピングのできる街中に出ました。カペラゴーデンの場所は何もない田舎だと聞いていたのですが、それほどでもないかな?と思いました。ただし、カペラゴーデンのある島を出るには、長い橋を渡る必要があり、バスか車でなければ行き来は難しいです。
夏はフェリーが運航し、この島に観光客が10,000人くらい訪れるそうです。その時は、カペラゴーデンにあるギャラリーで学生達の作品が販売されるそうです。カペラゴーデンの学校で主に重要な作品展示は、2月初めにスウェーデン・ストックホルム市で開かれるファニチャーフェアへの出品と、夏のギャラリー展示なのだそうです。

6. Gallery Area(ギャラリーエリア)

以下は夏の展示まで使われないギャラリー場所の写真です。
2月に訪れたので日差しが弱いですが、夏の時期には、とても素敵な明るい空間になるそうです。

カペラゴーデン美術工芸大学
Capellagården

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[文・写真]
ペルトネン純子(芸術文化学部 講師)

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