卒業研究・制作

作品/複合

「REMIX」

呉 倩文(建築デザインコース)

ミクストメディア

第1会場:高岡市美術館

「記憶に関するビジュアルノベルゲームの制作」

木花 葵(デザインコース)

ゲームディレクション/シナリオ、イラストレーション、プログラミング、ゲーム音楽

第2会場:富山大学 高岡キャンパス

 『memorecollect(メモリコレクト)』 は、自己の記憶やその時の感情を辿り、〈私らしさとは何か〉を見つめ直す物語です。人の記憶に対する認識は、ほんの小さな思い込みや勘違いで簡単に歪んでしまいます。その記憶のねじれを辿り直すことができたなら、信じ込んでいた認識とは全く違う自己の一面が見えてくるかもしれません。そんな〈出会えなかった私〉を見つけようとするストーリーをビジュアルノベルゲームとして制作しました。

「百の残余」

齊木 瀬名(美術・工芸コース)

現代アート/木材、鉄、プラスチックetc.

第2会場:富山大学 高岡キャンパス

 「アートとは何か」という問いは、アートに触れる上で誰もが思考する普遍的なテーマです。100個の作品を通して、その問いを解決させる試みです。不必要に購入した安価な日用品や、リサイクルショップなどで入手した、結局不要になってしまった調度品等を構成させてゲイジュツサクヒンを量産しました。
 私自身は、絵画を描いたり彫刻を作ったりするような高度な表現技術を身に着けてこなかった人間です。特殊な技術を必要としない自分独自の組み合わせと、その連続性から生まれる陳腐な発見から芸術が抱える大きな問を導き出します。

「アイドルはトイレをしない」

志村 文也(建築デザインコース)

マルチメディア・インスタレーション/ミクストメディア

第2会場:富山大学 高岡キャンパス

 アイドルという概念は信仰的であり、純潔で無垢であることが求められる。したがって「アイドルはトイレをしない」という口承が20世紀終わりごろから認知されるようになった。本作品は、生物の基本的な生理現象である「排泄」という一連の流れを、ウェブで閲覧したデータを一時的に溜める「キャッシュ」という機能によって表現することで、「アイドルはトイレをしない」という過去から続く浮説から築かれたアイドル像を再構成する。

「小道の先に」

野中 里桜(デザインコース)

2Dアニメーション/Live2D、Adobe Premiere Pro

第1会場:高岡市美術館

 本作品は、Live2Dにおける全身モーションの研究を主としたモデルである。Live2Dのアニメーションでは、パーツ分けされたイラストを変形させることでアニメーションを作成することができる。
 このアニメーションモデルは、上半身に限られた稼働をしているものが大半であり、全身を活用した事例はあまり見られない。そこで、本作品では既存のアニメーションの描画方法を調査するとともに、1つのモデルで全身を動かすモーションを作成した。

「クラシック音楽のMV制作」

本田 清美(デザインコース)

映像/Clip Studio Paint、Flat、AviUtl

第1会場:高岡市美術館

 現在、音楽といえば歌詞のある歌謡曲が主に聞かれ、歌詞のない器楽曲を聞く機会が低下していると感じる。そしてその中でも特に能動的にならないと聞く機会がないと思われるクラシック音楽に着目し、動画サイトなどで歌謡曲につけられているようなミュージックビデオをクラシック音楽にもつけることによって、聞き手に対しクラシック音楽に興味を持たせる糸口となれるような映像を制作した。

「UMlを活用したTRPGの分析」

松栄 乃愛(デザインコース)

文化研究/論文

第2会場:富山大学 高岡キャンパス

 本研究では、TRPG というゲーム形式についてそのシステムを分析し、近年TRPG 自体の特色が変化しつつあることに伴い見えてくる問題点を捉え、その解決策としてUML を用いたシステムの提示方法の提案を目的としている。
 本稿では一連の分析結果について述べ、それを踏まえて制作したゲームシナリオに提案する表示方法を活用した結果について論じたものである。

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