2018.02.02
【学外との連携】授業「製品評価法」の最終発表会が開催されました
授業「製品評価法」最終発表会
1月29日、授業「製品評価法」の最終発表会が開催されました。この授業では、株式 会社山田写真製版所とのコラボにより「富山を包む」をテーマに富山県美術館ミュージアムショップでの使用を想定した包装紙をデザインすることとなってお り、包装紙デザインの他、包装・ディスプレイの展開案に至るまでが授業課題となります。
最終発表会には、村上 正 氏(株式会社マイブックサービス 代表取締役)、冨岡 准二 氏(富山県文化振興財団 施設管理課長)、吉田 絵美 氏(富山県総合デザインセンター)、林口 砂里 氏(Epiphany Works Ltd. 代表取締役)、小林 浩 氏(株式会社山田写真製版所 富山本社営業課係長)、田中 友野 氏(株式会社山田写真製版所 技術開発室 プリンティングディレクター)が講師として参加し、中間プレゼンテーションから更にブラッシュアップされた作品5案のプレゼンテーションに耳を傾けました。
今 回の発表では、履修者全員が中間プレゼンテーションで選抜された5作品をフォローアップするチームに分かれ、紙面のデザインだけでなくブックカバーや団扇 への展開の他、図案のキャラクター設定を活かした絵本やスマートフォンの壁紙への展開、図案を積み木に展開してのワークショップの提案など、様々な着眼点 からのプレゼンテーションが行われました。
プレゼンテーション後、村上 正 氏(株式会社マイブックサービス 代表取締役)からは、「中間発表から比べて内容が格段に良くなった。」とのコメントをいただきました。
5 案の包装紙は2月1日(木)〜2月12日(月・祝)富山県美術館ミュージアムショップに展示され、履修生らがアテンドを行います。発案のあったスタンプや 色塗りによるワークショップも行い、また各作品についてのアンケートにお答えいただいた方には、実際に株式会社山田写真製版所にて作成いただいた包装紙も 配布します。期間中、富山県美術館へお立ち寄りいただき是非ご意見をお聞かせください。
2月19日に東京ミッドタウンにおいて開催される「武蔵野美術大学デザイン・ラウンジ」でも展示が行われます。
この最終発表会の様子は1月30日付の北日本新聞、富山新聞でも紹介されました。
授業科目名「製品評価法」
今期は富山県を代表するプリンティングカンパニー、株式会社山田写真製版所 協力のもと、高い質を持ったグラフィックならびにプロダクトデザインにおける製品評価を行うとともに、企業・プロのデザイナー直接指導のもとで、企画立 案・製品開発や商品設計をデザイン実装の開発プロセスを習得、富山県下における戦略的デザイン商品の企画・提案を行います。
[受講生]
3〜4年生対象
[選択必修科目となるコース]
デザイン工芸コース,デザイン情報コース
※他のコースは選択科目
(平成25年度以前入学者は、デザイン工芸コースのみ選択必修科目。他のコースは選択科目。)
[担当]
内田 和美(芸術文化学系 教授)
[関連リンク]
【名物授業】授業「製品評価法」で卒業生が講演
【受験生へのメッセージ】「自分の未来をデザインする」内田 和美