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2020.04.03

【ニュース】富山大学芸術文化学部附属技藝院(文化財保存・新造形技術研究センター)の開所式が行われました

附属技藝院(文化財保存・新造形技術研究センター)の開所式が行われました
富山大学芸術文化学部では、伝統的技術と最新の計測・造形技術を応用し、文化財保存修復や最新の技術・デザイン領域を研究することを目的とした富山大学芸術文化学部附属技藝院(文化財保存・新造形技術研究センター)を、設置することとなりました。

本センターは、木工、漆工、金工、などの伝統的な素材における技術研究・調査を、従来の研究方法と同時に、最新のデジタル機器やソフトウェアを駆使してデータ調査、分析を行い、それらを応用して今後の新しい文化財保存修復の考え方やノウハウを確立するとともに、日本の工芸の技が世界的に注目を集める中で、芸術・デザイン領域で新しい創造性を広げ、伝統的な手わざを大切にした上で、現代の技術を積極的に応用した新しいものつくりの開拓を目指します。
これまで手掛けてきた地域の祭り屋台等の民俗文化財保存修復をより的確に高精度で行えるように、大学における専門的な知識を活用し産官と連携して地域の芸術文化の保存、発展に貢献したいと考えます。また、従来の造形手法と同時にデジタル技術を用いた最新の造形手法を融合させて、新時代における創造性の枠を広げたいと考えております。

令和2年4月1日(水)芸術文化学部において開所式が行われ、芸術文化学部長 長柄 毅一教授(写真上)、附属技藝院(文化財保存・新造形技術研究センター)長 林 曉教授 (写真下)より挨拶が述べられました。

開所を記念しテープカットが行われました。
(左:長柄 毅一 芸術文化学部長、中央:林 曉 センター長、右:武山 良三 富山大学理事・副学長) 

センター運営にあたるスタッフは、プロダクトデザイン、工芸、造形芸術、3次元解析、CAD/CAMオペレーション、3D出力の各分野を専門に持つ教員で構成されます。

[スタッフ]
林 曉   (センター長・富山大学 卓越教授)
内田 和美 (副センター長・芸術文化学部 教授)
大氏 正嗣 (芸術文化学部 教授)
長柄 毅一 (芸術文化学部 学部長・教授)
島添 貴美子(芸術文化学部 准教授)
清水 克朗 (芸術文化学部 准教授)
長田 堅二郎(芸術文化学部 講師)
新谷 仁美 (芸術文化学部 特命助教)

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