2025.03.18
【名物授業】「空間デザインC」地域発表会
[概要]
空間デザイン Cは、本学学生が初めて設計図を描いて建築を設計する課題です。敷地を港風景が有名で何度も映画に登場している射水市内川に面した実際の土地にとって、住宅にアートギャラリーとアーティスト・イン・レジデンスをくわえた生業の場を要綱として、傑作をめざして建築設計を学びます。課題の指導は意匠系教員4人フル豪華メンバー体制!射水市の港湾課と観光課の職員にくわえて自治会に声をかけていただいて、地元で活動する人たちに来ていただきました。5人の学生が敷地周辺から魅力的な景観要素を抽出し、建築設計に取り入れてゆくプロセスを発表しました。地元の方からは「窓が小さいことは魅力的なのか」など厳しい意見が出ましたが、学生たちが、美しい魅力的だと感じたことを「勇気を持って」論理的に作品にしてゆくプロセスを認めていただきました。このような指摘の中には、建物側面につけた道路沿いの窓に「これは内川を変えてゆくことができる価値ある発見である」という力強い言葉もいただき、「これからもこの方向で続けてください」と評価いただけました。
来年に向けて敷地探しを進め、さらに課題を研ぎ澄ましていこうと考えています。
[担当]
上原 雄史(芸術文化学系 教授)
萩野 紀一郎(芸術文化学系 准教授)
横山 天心(芸術文化学系 准教授)
籔谷 祐介(芸術文化学系 講師)