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卒業生・在学生の活躍報告募集! NEWSを送る

2023.05.25

【卒業生の活躍】中原 ちひろさん(造形芸術コース※3期生)

個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。

[卒業生]
中原 ちひろさん
[専門領域]
造形芸術コース3期生※(平成23年度卒業)
大学院 芸術文化学研究科2期生(平成25年度修了)
※令和4年度より「美術領域」「工芸領域」「デザイン領域」「建築領域」「キュレーション領域」「複合領域」の6領域となりました。
[職種]
画家

4mほどの絵を描いているところです。絵の中でモチーフを動かしていくのはワクワクします。

「現在の仕事について」
大学を卒業してから、台灣のギャラリーで作品を発表しています。毎日、展覧会に向けて絵を描くことに専念し、プロモーションしていただきながら、アートフェアへの出品や、個展を開催しています。絵の物語に登場するキャラクターのマルチプル化や、銅版画や陶芸なども習いながら作っています。また私は、旅をした場所で出会ったものを作品に取り込むことも多いので、日々、人生の中でどんなことに出会えるかを非常に大切しています。

ドローイングや小さな絵を描きながら、毎日、試行錯誤しています。

「芸術文化学部の学習や、課外活動が今どう活きているか」
日本画、油彩画、イラストレーションなど、平面のメンバーは同じ部屋で制作していました。それもあってか、さまざまな材料をミックスして使っています。和紙や筆など、道具を作る授業があり、ずっと今も大切に使っています。大学ではバンド活動をしていました。私はキーボードを担当していたので、音楽記号や曲をテーマにした絵もよく描きます。今でもライブに行ったりして。音楽から絵を膨らませるのは楽しいですね。

「Tropical Scape」という絵です。北国ではなく南国。半透明の虹色兎が横切り、音を鳴らします。

「受験生・在学生へのメッセージ」
富山、高岡でしかできないことに、たくさん触れてください。ここに住み、過ごした事がなによりも大切だったと感じます。バイト先の居酒屋のママに富山の食材を使ったお料理を教えてもらい、川沿いの菜の花を摘んで食べ、山菜もよく絵に描きました。のびのびした場所ですから、他人と比べず、制作や研究に没頭するのが良いかもしれません。学生の頃のような時間は、卒業後はもう作れないので、今を精一杯、楽しく生きてくださいね。

台灣の大型デパート、新光三越で開催した展覧会です。160坪ある空間に、大作をたくさん展示していただきました。

「卒業生の関連リンク」
中原ちひろ Facebook
中原ちひろ Instagram
中原ちひろ作品取扱いギャラリー

他の卒業生の活躍はこちら

[令和4年度からの芸術文化学部の6領域]※
美術領域
工芸領域
デザイン領域
建築領域
キュレーション領域
複合領域
※令和4年度からは、従来のコース所属制度を廃止したオープンコース方式を実施しています。
学生は自分の適性や志望の変化に応じて、すべての領域の授業を履修することができます(受講環境により、一部の科目で履修制限を設ける場合があります)。

[大学院]
大学院人文社会芸術総合研究科

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