アートで社会に
訴える
複合領域では、社会を取り巻く
様々なテクノロジーやメディア環境と
多様な芸術的表現を複合することで、
芸術と社会の新たな関係を創出する
開拓的な芸術の探求と実践を行います。
授業内容
媒体芸術の基礎技術
映像、センシング技術、プログラミング技術等の基礎的な制御技術を実践し、メディアアートの基本的な考え方と表現手法について学びます。
キモチピクト
自己受容を補助するツール
釣本咲彩(2021年度卒業)
自己否定に悩む人に対して「感情ラベリング」という、感情を自主的に言語表現する心理療法があります。これを補助する道具として、様々な心理状態の可視化を図りました。人文学部心理学コースの先生方の助言を基に、漫画の記号表現と仕草を応用したピクトグラムです。
"美"を科学的に測定する
古くは紀元前から、建築、機械や道具の仕様、あるいは美しいと感じられるプロポーションは、「人体」という普遍の規格が創造の礎でした。人体を測定し、人の動作の基点やプロポーションを理解する。それが、様々な創造の「物差し」となるのです。
慣用句を完成させる
カードゲーム
長谷川七彩(2020年度卒業)
例えば「びっくり」することを表す慣用句には、「開いた口がふさがらない」「目をまるくする」などがあり、〈驚き方〉の情感が言い分けられます。こうした慣用句文化の豊かさを知るきっかけを作り、言葉による表現力を養うことをねらいとして制作されたカードゲームです。
6つの専門領域
芸術文化学部では、芸術と文化に関わる6つの専門領域を横断的に学ぶことができます。
各領域の特色をご紹介します。