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卒業生・在学生の活躍報告募集! NEWSを送る

2023.05.25

【卒業生の活躍】柴田 早穂さん(デザイン工芸コース※1期生)

個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。

小豆島のオリーブ畑にて。オリーブ畑の奥には瀬戸内海がひろがります。撮影:福本良平

[卒業生]
柴田 早穂
[専門領域]
デザイン工芸コース1期生※(平成21年度卒業)
※令和4年度より「美術領域」「工芸領域」「デザイン領域」「建築領域」「キュレーション領域」「複合領域」の6領域となりました。
[勤務先]
宮の森鋳造工房
[部署]
代表
[職種]
美術作家

素麺屋の祖父がかつて素麺を干していた庭で金属を鋳込みます。撮影:福本良平

「現在の仕事について」
芸術文化学部で鋳造を学び、卒業後に東京藝術大学の修士・博士後期課程に進学しました。その後、同大学鋳金研究室助手を経て、現在は地元・小豆島で「宮の森鋳造工房」を構えています。小豆島でのリサーチや素材採取を中心に、作品制作とワークショップをおこなっています。昨年は長野県安曇野市でのアーティスト・イン・レジデンスに参加し、「いとなみのかけら、つながる世界」展を開催しました。

安曇野AIRのリサーチ風景。多様な安曇野の姿を記録しました。撮影:坪佐利治

「芸術文化学部の学習や、課外活動が今どう活きているか」
さまざまな土地の“いま”を記録しながらその成り立ちを捉えていく現在の制作において、芸術文化学部での学びから得た「技術や素材の背景」への眼差しが大切なキーワードとなっています。国から国へ、過去から現在へともたらされた技術の背景、また素材の背景からは、国の歴史や文化・環境やその変化・人々の暮らしや思考などをみることができます。それらをきっかけに“いま”の成り立ちを捉えていきます。

安曇野AIR「犀川で出会った夏毛のホンドギツネ」真鍮/蝋型鋳造 撮影:山田毅

「受験生・在学生へのメッセージ」
尊敬できる友達や先生と一緒に夢中になって制作に取り組んでいると、必然的に制作以外のことも含めた多くのことを学べると思います。そのような環境を芸術文化学部で見つけてほしいと思います。

「イカ骨鋳造ワークショップ」小豆島のコウイカの甲の鋳型でチャームをつくります。

「卒業生の関連リンク」
柴田早穂 Instagram
柴田早穂 Facebook
柴田早穂 YouTubeチャンネル
安曇野AIR/安曇野市HP
安曇野AIR/CULTURE.NAGANO(長野県文化芸術情報発信サイト)

他の卒業生の活躍はこちら

[令和4年度からの芸術文化学部の6領域]※
美術領域
工芸領域
デザイン領域
建築領域
キュレーション領域
複合領域
※令和4年度からは、従来のコース所属制度を廃止したオープンコース方式を実施しています。
学生は自分の適性や志望の変化に応じて、すべての領域の授業を履修することができます(受講環境により、一部の科目で履修制限を設ける場合があります)。

[大学院]
大学院人文社会芸術総合研究科

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