2023.05.25
【卒業生の活躍】鬼塚 来未さん（造形建築科学コース※7期生）
個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。
［卒業生］
鬼塚 来未さん
［専門領域］
造形建築科学コース7期生※（平成27年度卒業）
※令和4年度より「美術領域」「工芸領域」「デザイン領域」「建築領域」「キュレーション領域」「複合領域」の６領域となりました。
［勤務先］
オニヅカセッケイブ
［部署］
代表
［職種］
建築設計・監理
「現在の仕事について」
夫と2人で設計事務所を主宰しています。主に富山県内での建築設計・監理を行っており、その他にはインテリアコーディネートやイベント企画・会場構成、家具や什器・プロダクト等、建築以外のデザインも行っています。
「芸術文化学部の学習や、課外活動が今どう活きているか」
建築設計においては学生が各学年20人と少人数だったため先生からじっくり教わることができ、その時にかけていただいた言葉や思想が強く自分の中に刻まれていて、今でも度々思い返しながら仕事に励んでいます。また建築以外のクリエイティブな領域との距離が近く日常的に作業風景や作品を目にしていた環境は今思うととても贅沢で、自然と建築以外に留まらない思考や興味を持つ感覚を育ててもらえていたと思います。
「受験生・在学生へのメッセージ」
私は在学中、建築設計にばかり一生懸命になってしまい、せっかくの恵まれた大学の環境を楽しみきれていなかったなと少し後悔があります。自分の専門分野に専念することや目指すべき目標に向かうことももちろん大事ですが、少し肩の力を抜いて好奇心旺盛にいろんなことを見て知ってやってみる、そして自分の目指すものに落とし込んでみる。その繰り返しを柔軟に行うことで本分に厚みが増していくのかなと思います。
［令和4年度からの芸術文化学部の6領域］※
美術領域
工芸領域
デザイン領域
建築領域
キュレーション領域
複合領域
※令和4年度からは、従来のコース所属制度を廃止したオープンコース方式を実施しています。
学生は自分の適性や志望の変化に応じて、すべての領域の授業を履修することができます（受講環境により、一部の科目で履修制限を設ける場合があります）。
［大学院］
大学院人文社会芸術総合研究科