【留学生の今日】留学リポートvol.17！フィンランドから黒田晃佑がお届けします！

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2018.02.28

フィンランド・アルヴァアアルトの建築
Moikka !!
初めまして。フィンランドに留学中の建築コース所属の黒田です。
今回の留学生の今日はフィンランドデザインの巨人の一人、アルヴァアアルトの建築を少し紹介しようと思います。

はじめはヘルシンキにあるフィンランディアホール、青色の照明は今年のフィンランド１００周年を記念したもので朝焼けの色と対応して綺麗でした。ヘルシンキ駅から徒歩8分ほどで来れるので、到着してすぐ、スーツケースを提げたまま訪れても良いかもしれません。

続いては留学先の大学がある、ラハティの教会。光の入り方が綺麗で、個人的にかなり好きな建物です。2枚目の写真、よく見るとベンチの継ぎ目が蛇行しているのがわかります。他にも、ディティールの細かい部分がたくさんあって楽しいので、訪れた際に是非探して見てください。

あとはこのドアノブ、アアルト建築で頻出なので、外観や内部がなんかそれっぽいなと感じたらドアノブをチェックすると良いと思います。かなりの確率で彼の建築であることが多いので偶然に出会うことができると思います。

個人的に思うのは、彼の作品は外よりも内が本当に良いと感じます。写真では伝わりきらない居心地の良さや空気感を、留学生活中、ぜひ自身の身体で体験して欲しいなと思います。

最後にアアルトは関係ないのですが、来年の独立記念日の日(12月)に開館するフィンランド独立記念１００周年の集大成になる、ヘルシンキの新図書館(工事中)が本当にカッコよかったので載せておきます。

それでは、Moi Moi 。

［文・写真］
黒田晃佑　くろだ・こうすけ　富山大学芸術文化学部造形建築科学コース4年在中。2017年8月からフィンランド　ラハティ応用科学大学に留学中。