2024.06.04
【卒業生の活躍】中山 友莉菜さん（デザイン工芸コース）
個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。
［卒業生］
中山 友莉菜さん
［専門領域］
デザイン工芸コース※（平成30年度卒業）
※令和4年度より「美術領域」「工芸領域」「デザイン領域」「建築領域」「キュレーション領域」「複合領域」の６領域となりました。
［勤務先］
ＳＴ物流サービス株式会社
［部署］
企画総務部 総務課
［職種］
人事・採用担当
「現在の仕事について」
人事・採用担当として、会社説明会やインターンシップの企画・実施、健康経営の推進等を行っています。「この会社で長く勤めたい！」と思っていただけるような安心できる職場づくりに取り組んでいます。
一方で作家活動として日本画制作を行っています。私にとって絵を描くことは、自身の考えと向き合うことであり、そうすることで新しい発見があります。描くことが好きですし、表現したいものが理想に近づく感覚は楽しいです。
「芸術文化学部の学習や、課外活動が今どう活きているか」
私は様々な講義を受講する中で日本画と出会い、墨や膠、岩絵具など天然の画材に魅了され、現在まで制作活動に励んでいます。いろいろな分野に臆せず挑戦することで、チャレンジ精神を身に付けることができたと思います。芸文で学んだことと仕事内容は一見関係ないように思えますが、制作活動で培った最後までやり遂げる力は、仕事上で責任と役割を果たすことになり、この積み重ねが信頼されることに繋がっていると思います。
「受験生・在学生へのメッセージ」
私は、会社員として勤務しながら制作活動に勤しむというスタイルが気に入っています。
両立するための体力や時間の使い方を身に付けるまで苦労しましたが、今では毎年グループ展に参加し、公募展に出品できるようになりました。
芸文は自分の可能性を広げることができる魅力的な場所です。何でも挑戦することで、得手不得手を知ることができ、自分の”好き”が見つかります。まずは少しでも興味のあることに挑戦してみてください！
「卒業生の関連リンク」
Instagram：中山 友莉菜（@yurina_nakayama）
［令和4年度からの芸術文化学部の6領域］※
美術領域
工芸領域
デザイン領域
建築領域
キュレーション領域
複合領域
※令和4年度からは、従来のコース所属制度を廃止したオープンコース方式を実施しています。
学生は自分の適性や志望の変化に応じて、すべての領域の授業を履修することができます（受講環境により、一部の科目で履修制限を設ける場合があります）。
［大学院］
大学院人文社会芸術総合研究科