2019.11.21
【名物授業】授業科目「高岡クラフト市場街」山町筋ツアー班/指導教員:須田 久美子(芸術文化学部 講師)
プログラム「Historic Takaoka Tour」 PDF
授業科目「高岡クラフト市場街」山町筋ツアー班/指導教員:須田久美子(芸術文化学部 講師)
「高岡クラフト市場街」プログラムの一環として、わたしたちの班では英語による山町筋ツアーを2日間で合計4回おこないました。
山町筋の歴史や見どころ、イベントについて英語で解説しながら、訪れて下さった外国人の方と一緒に街歩きをするものです。
英語によるガイドツアーは今年が初めての試みで、本学で英語科目を担当しておられる先生と、アメリカ人で高岡に住んでおられるアナリンさんにご協力いただきながら、一から創っていきました。
高岡の歴史、街並み、特に土蔵造りや工芸品、特産品などについて調べるよい機会となりましたが、それを他の方に伝えるには、私たち自身がよく理解し、自分で納得できる言葉で表現する必要がありました。それを英語で伝えるのですから、初めは緊張しました。でも英語が得意というわけでなくても、これまで自分たちが学んできた英語を実地に使い、それが相手に伝わって喜んでもらえた時は、大きな達成感をもちました。使っていくうちに段々と自信がつき、英語も自然と身についていったように思えます。
地域のことを学び、そこに脈打つ大切なことを外国の方に知っていただくこの英語ツアーは、まさに異文化交流現場です。ぜひ次へと繋がっていってほしいと思っています。
授業科目名「特別実習(「高岡クラフト市場街」プロジェクト実習)」
「工芸都市高岡クラフト展」を中心にして、高岡中心市街地で開催される「高岡クラフト市場街」に参画することで、地域におけるまちづくりイベントの仕組みを学ぶ。
「高岡クラフト市場街」は高岡クラフト市場街実行委員会にて企画および運営される。
学生は、本イベントの主旨を理解するとともに、来場者を案内する「高岡クラフト市場街コンシェルジュ」として、実施内容を企画、準備、運用を行うとともに、「高岡クラフト市場街」の広報的な役割を担うコミュニケーションツールの企画、制作、運用を行う。責任を伴う実践的事業に関わることで、高いモチベーションを得ると共に、社会の中で芸術文化を展開することの意味を自分なりに考える。
[受講生]
2~4年生
※平成29年度以前入学者は「特別講義「高岡クラフト市場街」プロジェクト実習」として受講
[選択必修となるコース]
※選択必修科⽬となるコースの定めなし。全コース選択科⽬。
[担当]
有田 行男(芸術文化学部 准教授)
岡本 知久(芸術文化学部 講師)
須田 久美子(芸術文化学部 講師)
[関連リンク]
【イベント】高岡クラフト市場街2019