2021.02.05
【展覧会】特別演習(メディアアート演習A)授業成果展「Period and Cycle ー周期と周期ー」展
【展覧会】特別演習(メディアアート演習A)授業成果展「Period and Cycle ー周期と周期ー」展
本展は、芸術文化学部2年次開講科目「特別演習(メディアアート演習A)」の授業成果展です。本授業では、トランジスタ・MOSFET・トライアック 等の半導体素子を用いた電子制御の基礎、半導体リレー(ソリッド・ステート・リレー)を用いた交流電流回路の制御、「時間」を扱ったマイコンプログラミング技術について学習し、主に機械制御に主眼を置いたメディアアート表現の基礎技術を学びました。
授業後半では、これらの習得技術を基に、身の回りの電化製品を操ることで、アート表現への応用を試みました。
本展では、最終課題テーマとして提示した「周期」というキーワードを基に制作されたマルチメディア・インスタレーション作品6点を展示しています。電化製品のON/OFF制御というシンプルな動作に、時間制御による周期的な規則を与え、操ることで、新たな機能や意味、効果を生み出すことを目指しています。
天体の公転、時計の針、自然界に潜む数列、心臓の鼓動、人間の営み−。「周期」という現象は、身の回りのあらゆる場所で見られる興味深い現象です。
本展タイトル「Period and Cycleー周期と周期ー」には「周期」を表す2つの単語「period」と「cycle」が含まれています。periodは1つの周期の時間的な長さ、つまり「期間」を表し、cycleは繰り返される連続的な変化の過程を表します。
本展で展示している作品群は、デジタル制御によりperiodを操作するものですが、アナログな空間に展開する過程で、同時にその周期はcycleとして現れます。
各々が習得技術を基に、どのように「周期」を捉え、アート表現として提示しているのか、その成果をご覧ください。
[出品者]
特別演習(メディアアート演習A)履修生6名
[指導教員]
佐藤 弘隆(芸術文化学系 助教)
[日時]
2021年2月2日(火)~ 5日(金)10:00〜17:00
[場所]
富山大学高岡キャンパス 1F展示室(H棟184)
〒933-8588
富山県高岡市二上町180
http://www.tad.u-toyama.ac.jp
[関連リンク]
【受験生へのメッセージ】「境界領域を超えるハイブリッドな表現」佐藤 弘隆
————-
【新型コロナウイルスへの対応について】
◆本展開催におきまして、会場内及び運営スタッフは下記項目を徹底いたします。
・会場の出入口にアルコール消毒液の設置
・注意喚起文(以下「ご来場の皆さまへ」)掲示
・スタッフのマスク着用
・こまめに会場換気を行う
◆ご来場予定の皆さまへ、以下の項目のご協力をお願いいたします。
・可能な限りご来場時のマスク着用をお願いいたします。
・発熱や咳などの症状のある方や感染リスクをご心配される方はご来場をお控えください。
・風邪やインフルエンザ対策と同様に、咳エチケットやこまめな手洗い、手指消毒など感染症対策に努めるようお願いいたします。
・出入口にアルコール消毒液を設置いたしますのでご利用ください。
・ご自身の体調に不安がある場合は、決してご無理をなさらないようお願いいたします。