2015.12.04

【ニュース】ネパールの国会議員が富山大学芸術文化学部を表敬訪問

ネパールの国会議員が富山大学芸術文化学部を表敬訪問

　11月24日、富山大学芸術文化学部（学部長 武山 良三）をネパールの国会議員ボハーラ・アムリット氏とアディカリ・ビシュマ氏の2名が表敬訪問しました。
　今回の訪問は、本年9月にネパール大地震災害支援プロジェクトのメンバーである富山ネパール文化協会会長等とともに、本学部の建築デザインコース担当の大氏 正嗣（教授）が、現地を視察した際にネパールの国会議員6名と懇談したことを機に実現したものです。
　4月25日にネパール中部を襲ったマグニチュード7.8の大震災により、現状も国民は極めて深刻な状況におかれています。日本からの支援を含め、世界各国からの援助金により、倒壊した多数の建物やライフラインの復旧に取り組んでおり、地震大国である日本の学校や病院の耐震構造並びに防災システムを調査する目的で、訪問されたものです。
　武山学部長との懇談後、大氏教授と今後の復興に向けた耐震構造を備えた建造物の建築について熱心な意見交換が行われました。その中で同教授から、ネパールで使用されている材料を用い、より強固な床や壁を備えた建築物の設計を行うに当たり、本学部とネパールの大学研究者との共同研究の実現に向けて協力していくことが提案されました。