【卒業生の活躍】阿部祐香さん（文化マネジメントコース※9期生）

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2019.04.03

個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。

［卒業生］
阿部祐香さん
［専門領域］
文化マネジメントコース9期生 ※（平成29年度卒業）
※ 平成30年度より「美術・工芸コース」「デザインコース」「建築デザインコース」「地域キュレーションコース」の4コースとなりました。
［勤務先］
柏崎市役所
［職種］
総合企画部元気発信課情報発信係

「現在の仕事について」
広報紙「広報かしわざき」の作成やSNSの更新など、柏崎市の情報発信の仕事をしています。市の制度からイベント、きれいな風景までさまざまな情報を市内外のみなさんにお届けしています。どのような情報が求められているか、どのような表現をすれば分かりやすく情報が伝わるか、日々考えながら取材・編集・撮影などを行っています。

「広報かしわざき」は、印刷以外のすべての作業を職員が行っています。
Illustrator やInDesignを使ってデータを作ります。

今までに「柏崎産の野菜を食べよう（地産地消推進店）」「柏崎ファンクラブ」「介護の仕事紹介」などの特集記事を担当しました。

「芸術文化学部の学習や課外活動が今どう活きているか」
芸文では、地元が好き、地元で何か役に立つことがしたいと思い、地域活性化や文化政策について学びました。地域でどんな特色ある取り組みが行われているか、その地域の売り・魅力をどう展開していくか、いろいろな事例を学ぶことができ、自分の地元ではどうだろう？と考える機会になりました。また、「金屋町楽市※」での学生茶会の運営は「地域に出て何かやってみる」ことのきっかけになり、4年生のときには柏崎シティセールス推進協議会の運営委員として活動しました。卒論では柏崎のシティセールス・PRについて書きましたが、1年目から情報発信の仕事に携わることができ、とても幸運だと思っています。
※平成30年度から「ミラレ金屋町」として開催中

首都圏で行われるU・Iターンイベント用ののぼりの作成に携わりました。U・Iターンイベントには多くの自治体が参加するので、会場で目立つように写真メインののぼりを考えました。写真が引き立つように、コピーはシンプルにしています。

「受験生・在学生へのメッセージ」
大学時代にいろいろな方のお話を聞いたり、北陸の面白い場所に出かけたりしたことで、自分の考えや知識の幅が広がりました。特に、地元を出て進学したことで、柏崎の良さ、高岡をはじめ他地域の良さ、他地域と柏崎の違いを改めて感じることができました。地元で働いている今、いい経験だったなと改めて思います。私の場合は柏崎という「地元」でしたが、芸文という自由な環境で、学生の時間・立場を生かして、自分の好きなものについて深く考える機会をぜひ作ってみてください！

SNSで新緑の山を紹介したいと思い、山開きに参加し、黒姫山に登りました。
きれいな風景や面白いイベントがあれば取材したり、プライベートでもこれは使える！と思ったら写真を撮るようにしています。

他の卒業生の活躍はこちら

［平成30年度からの芸術文化学部の4コース］※
美術・工芸コース
デザインコース
建築デザインコース
地域キュレーションコース
※ 平成30年度から、より融合教育を推進する垣根の低い4コース制としました。
コース配属は、2年次において本人の志望や学業成績に基づいて決定します。

［大学院］
大学院芸術文化学研究科

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