キャンパス
ライフ

卒業生・在学生の活躍報告募集! NEWSを送る

2019.04.03

【卒業生の活躍】中越 皐月さん(デザイン工芸コース※7期生)

個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。

[卒業生]
中越 皐月さん
[専門領域]
デザイン工芸コース7期生 ※(平成27年度卒業)
※ 平成30年度より「美術・工芸コース」「デザインコース」「建築デザインコース」「地域キュレーションコース」の4コースとなりました。
[勤務先]
助野株式会社  
[職種]
商品企画部

「現在の仕事について」
主な仕事として、マーケット調査から商品の企画を行い営業と共に得意先様と商談を行います。最近では、靴下のデザインを考案するだけでなく、売り場に置くことを想定し販促物の見せ方にも力をいれています。また、本社には工場があることから、編み機を実際に触りながら商品開発に繋がるヒントを模索する為、週2回程度工場に入り学びの場としても活用しています。企業のデザインは好きなものを作るのではなく、市場で求められているものを調査し商品化することなので日々店頭の動きをチェックし視野が狭くならないように心がけています。

様々な視点から靴下について考えます
商品化されている靴下(一部)

「芸術文化学部での学習や、課外活動成果が今どう活きていますか?」
大学時代はデザイン工芸コースで鋳造を学び立体物の制作を行っていましたが、プロダクトデザインの授業も受講し、芸術とデザインの両方から学びを得ていました。現在の仕事に活きているのは、制作物を完成させる為にスケジュール管理し、失敗を繰り返す中で粘り強く原因を追究したこと、一度始めたことは途中で投げ出さないこと、金属関係だけでなく他分野の授業も受講し自分の知らない世界を知り楽しむこと…等が挙げられます。社会人になると常に納期と責任感が伴うのでスケジュール管理は大切ですし、信頼性にも関わるので常日頃から意識しています。

芸文生を自社工場に案内する様子(芸文授業「製品評価法」にて)

「受験生や在校生へのメッセージ」
当初、金属工芸に関わる仕事を中心に就活している中で、助野株式会社での面接に行く機会を得ました。靴下のデザインを行うお仕事だと知った際は、大学時代に学んだこととは直接は繋がらないものの、直観的に面白そうだと感じたので応募したことが正直な所です。もし就活生の皆さんが大学時代に学んだことが活かせる業種が見付からず悩むことがあっても、ものづくりが好きと言う気持ちが根底にあればどんな分野でも一度飛び込んでみることをおすすめします。これまでとは違う刺激的な環境が待っていますし、自分の意外な能力に気づくこともあるので、就活中は孤独を感じることもあるかもしれませんが、根気強く挑んでもらいたいです。

他の卒業生の活躍はこちら

[平成30年度からの芸術文化学部の4コース]※
美術・工芸コース
デザインコース
建築デザインコース
地域キュレーションコース
※  平成30年度から、より融合教育を推進する垣根の低い4コース制としました。
コース配属は、2年次において本人の志望や学業成績に基づいて決定します。

[関連リンク]
【学外との連携】助野株式会社×富山県総合デザインセンター×芸文連携による新商品化の提案

WP Twitter Auto Publish Powered By : XYZScripts.com