2019.09.02
【卒業生の活躍】河原つかささん（デザイン情報コース※9期生）
個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。
［卒業生］
河原 つかさ さん
［専門領域］
デザイン情報コース9期生 ※（平成29年度卒業）
※ 平成30年度より「美術・工芸コース」「デザインコース」「建築デザインコース」「地域キュレーションコース」の4コースとなりました。
［勤務先］
株式会社能作
［職種］
金属製品製造業、制作部
「現在の仕事について」
「能作」は、富山県高岡市で大正5年に創業した鋳物メーカーです。錫100%のテーブルウェアや真鍮製のインテリア等の製造・販売に加え、近年では医療分野への進出や、地域の魅力を発信する産業観光、結婚10年目を祝う錫婚式にも取り組んでいます。グラフィック 、プロダクトデザイン、産業観光のサポートをする制作部に所属しており、社内の様々なデザイン・制作業務を行なっています。
「芸術文化学部の学習や課外活動が今どう活きているか」
在学中はグラフィックやプロダクトの授業を受講するほか、地域と関わるイベントの企画・運営に参加したり、ものづくりサークル「クリエイ党」で高岡の職人さんと共に活動したりしました。様々な人と関わったり、経験を積むことで身についた考え方や技術が、現在、社内のあらゆる目的の達成のために柔軟に対応できることに役立っています。振り返ってみると、経験したことの全てが無駄ではなかったと感じます。
「受験生・在学生へのメッセージ」
自分の将来を考えようとすると「本当にやりたいことってなんだろう」という葛藤に苦しむこともあるかと思います。そんな時でも焦ることなく、出会いの一つ一つを大切に。目の前にあることに真摯に向き合い取り組むことが実を結ぶと信じて、夢中になれるときっと楽しいです。芸文の恵まれた環境を上手に利用しない手はないですよ。
［平成30年度からの芸術文化学部の4コース］ ※
美術・工芸コース
デザインコース
建築デザインコース
地域キュレーションコース
※ 平成30年度から、より融合教育を推進する垣根の低い4コース制としました。
コース配属は、2年次において本人の志望や学業成績に基づいて決定します。
［大学院］
大学院芸術文化学研究科
［関連リンク］
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