2019.12.27
【卒業生の活躍】野口 朋寿さん(デザイン工芸コース ※7期生)
個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。
[卒業生]
野口 朋寿 さん
[専門領域]
デザイン工芸コース 7期生 ※(平成28年度卒業)
※ 平成30年度より「美術・工芸コース」「デザインコース」「建築デザインコース」「地域キュレーションコース」の4コースとなりました。
[所属]
氷見市地域おこし協力隊、tototo代表
[職種]
個人事業主
「現在の仕事について」
主に氷見市地域おこし協力隊として、自治会のイベント補助、移住者支援、観光客誘致などまちづくりに関わる様々なことを行いつつ、個人でフィッシュレザー(魚の革)を使った革製品のブランド「tototo」を運営しています。市の仕事を行っていますが立場としては公務員ではなく個人事業主、いわゆる自営業で複数の仕事を行っています。
「芸術文化学部の学習や課外活動が今どう活きているか」
在学中に魚の皮を加工してレザーにする実験を始め、氷見市で出会った人の縁が今の仕事に結びついています。在学中は漆を学びながら趣味でレザークラフトを始め、よさこいサークルに入り、作った物を高岡クラフトコンペ、tommydiningに出し、無理を言ってタイに短期留学と様々な事に挑戦しました。好きだからこそ頑張れたと思いますが、そこで生まれた人との出会いから起業するという選択ができたと感じています。
「受験生・在学生へのメッセージ」
みなさんには好きな事やりたい事があると思いますが、知らない事をやって新しく好きになる事もあると思います。私自身、在学中に今の仕事の想像など全くありませんでしたが、たくさんの知らない事をしたからこそ新しい好きな事が生まれ今に結びついています。将来自分がどうなるか分からないのが普通だと思います。ですが新しい事に挑戦したり、やりたい事に精一杯取り組むことが自分の望む将来に近づく一歩になるはずです。
[平成30年度からの芸術文化学部の4コース] ※
美術・工芸コース
デザインコース
建築デザインコース
地域キュレーションコース
※ 平成30年度から、より融合教育を推進する垣根の低い4コース制としました。
コース配属は、2年次において本人の志望や学業成績に基づいて決定します。
[大学院]
大学院芸術文化学研究科