2019.09.17
【ニュース】越中福岡の菅笠の振興策を考える[指導教員:安嶋 是晴准教授(芸術文化キュレーションコース)]
越中福岡の菅笠の振興策を考える(芸術文化キュレーションコース)
芸術文化キュレーションコース3年(担当:安嶋 是晴准教授)では、伝統的工芸品の「越中福岡の菅笠」の振興策づくりに取り組みます。これは一般社団法人北陸地域づくり協会の助成を受けて実施するもので、今後は菅笠のデザインコンペや工房見学のモデルツアーなどを予定しています。今回7名の学生がミニ菅笠づくりの体験を行いました。
今回訪問したところは菅笠作家で高岡民芸株式会社代表の中山孝志さん。通常の菅笠に加え現代的なデザインの菅笠を開発しています。人形用の菅笠なども作っています。
今回体験したのはミニ菅笠の笠骨キーホルダーづくり。小さいですが通常の菅笠づくりと同じ技術で製作します。体験だけでなく体験キットとして販売もしています。
一心不乱にミニ菅笠づくりに取り組む学生。制作時間はおよそ1時間程度でした。
中山さんの新しい試みとして人形用の菅笠づくりに取り組んでいます。フィギュアなどを扱う国内最大級のイベント「ワンダーフェスティバル」にも出品しています。
今回の体験を活かして、菅笠体験の新しいメニューを考案するとともに、学内でのデザインコンペ、体験見学モデルツアーづくりを行いながら、越中福岡の菅笠振興に取り組んでいきます。
[担当]
安嶋 是晴(芸術文化学部 准教授)
[関連リンク]
【受験生へのメッセージ】「地域の課題を発見し解決できる創造的人材に」安嶋 是晴