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2019.08.06

【名物授業】授業科目「風景観光論」富山の風景資源を活用した観光企画発表会[指導教員:奥 敬一准教授(芸術文化キュレーションコース)]

観光企画のプレゼンテーション

授業科目「風景観光論」富山の風景資源を活用した観光企画発表会
観光には成長産業として社会から大きな期待が寄せられています。風景観光論では、近年の新しい観光のスタイルについて学びながら、富山の風景観光資源を活用した観光企画をグループワークで作り上げる演習を行っています。今回はその発表会の模様を紹介します。
受講生は2〜3人ずつ5班にわかれ、事前に設定された5つのテーマでツアーを企画していきます。1班は「富山県西部を対象としたエコツアー」、2班は「富山県東部を題材とした産業観光」、3班は「建築に関する大学のゼミ旅行」、4班は「文化財をめぐるシニア向けの旅」、5班は「大都市のオフィスワーカー向け癒し旅行」がテーマです。事前の検討には3週間をかけ、テーマにあったストーリーをしっかり練って目的地や体験内容を選ぶことや、地域社会へのメリットについても考えてもらっています。

聴いている学生たちは、お客さんのつもりでツアーの内容を評価します

企画発表ではそれぞれの班が持ち時間12分でパワーポイントを用いたプレゼンテーションを行いました。聴く方の学生は、ツアーを選ぶお客さんの役です。発表する側はお客さんに買ってもらうつもりでアピールし、お客さん役の学生はツアーの内容が目的にあっているか、自分なら参加したいかを評価します。

星野先生による講評

今回は特別ゲストとして、「国内旅行業務論1〜4」を教えていただいている非常勤講師の星野先生に来ていただきました。星野先生は旅行会社や実務教育での豊富な経験をもとに、学生たちの発表に質問やアドバイスをしてくださいました。最後はもっともすぐれた企画発表に「星野賞」も出していただきました。今回は3班の「建築に関する大学のゼミ旅行」が受賞しました。ストーリーが明快で、交流体験がよく考えられていたことが評価されました。

サプライズで「星野賞」が贈呈されました

グループで企画を作り上げていくことの面白さや難しさ、プレゼンテーションで相手にどのようにストーリーを伝えるのかなど、多くのことを観光企画の過程から学べたのではないかと思います。

授業科目名「風景観光論
[受講生]
3年生、4年生

[科目区分(平成30年度以降入学生)]
コース特色科目(地域キュレーション関連)

※平成29年度以前入学生が履修する場合、科目区分等の取扱いが異なります。
※平成30年度以降入学生が履修する際の科目名は「風景資源論B」となります。

[担当]
奥 敬一(芸術文化学部 准教授)

【受験生へのメッセージ】「風景のことを学んでみませんか」奥 敬一

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