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2014.07.27

【留学生の今日】タイ留学リポートvol.3!「チェンマイ研修旅行 2日目」

こんにちは。
タイより畦地が、チェンマイ研修旅行2日目をお伝えします!

【チェンマイ研修2日目】

ピラポン先生も同行され、チェン・マン寺院、漆芸村(ラック・オム・コオイ)の2箇所を見学しました。
タイの箔絵技法は、「ラーイ・ロッド・ナーム」と呼ばれ、
直訳すると「文様に水をゆっくりかける」という意味になります。
これは、箔絵の最終工程でマスキング部分を水で洗い流し文様を出すことを指しています。
チェンマイでは「ラーイ・カム(金の文様)」と呼び、地域によって言葉が異なるようです。
チェンマイの箔絵技法は、箔を貼って文様を表すだけでなく、
その上から針等で引っ掻いて細部の文様を描くのが特徴です。
 
チェン・マン寺院は、ピラポン先生曰く、
全体の大きさと中の建物の配置、バランスが素晴らしい寺院だそうです。
その中でも私が気になった建物は、ホオ・トライ・ピードックという、仏教の経典を護る建物(写真/上)。
わざと水の上に建てられており、書物にシロアリが寄ってくるのを防いでいるそうです。
 
漆芸村では、チェンマイの漆芸作家の方々が経営されているお店に見学に行き、
実際に箔絵と針で漆の表面を引っ掻いて文様を描く技法(ラーイ・クルアング・クーン)の
制作風景を見せていただきました(写真/下)。
簡単そうにどんどん文様を描き、彫っていかれるのですが、
少し体験させていただくと全く出来ませんでした・・・。
しかし、どちらも元々興味を持っていた技術だったので、間近で見ることが出来、感動しました。
なんとお土産としてブレスレットまでいただき、本当に幸せな日でした。

次回は研修旅行3日目をお届けします!

[文・写真]
畦地 拓海 あぜち・たくみ 富山大学大学院 芸術文化学研究科2年 在籍
2014年6月よりタイ パタナシン芸術大学に留学中

国際交流・留学
https://www.tad.u-toyama.ac.jp/about#sec5

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