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2014.07.28

【留学生の今日】タイ留学リポートvol.4!「チェンマイ研修旅行3日目」

こんにちは。
タイより畦地が、チェンマイ研修旅行3日目をお伝えします!

【チェンマイ研修3日目】

ウィハーヌ・ルワング寺院、パン・タオ寺院、ピーチャイ先生のご自宅、
プラタード・ドーイステープ寺院、プーピング・ラーシャニウェイ王宮などを巡りました。

私が特に好きだったのは、パン・タオ寺院(写真/中)。
お寺自体がチーク材の木造建築で、そのチークの色と金の装飾の対比が本当に美しいお寺でした。
お寺の中にいくつか小さな門があり、
その装飾モチーフのうちのひとつである「ラフー」という巨人の話が印象に残っています(写真/上)。
ラフーは、神イソンの息子のひとり。
兄のイン(太陽)、ラフー、そして弟のジャン(月)の3兄弟。
しかし、父のイソンはインとジャンだけをかわいがるため、
嫉妬したラフーはインやジャンを食べようとします。
それが、タイでは日食や月食の原因とされているそうです。
ラフーの姿は色が黒、体は上半身のみとされています。
それは、兄のインが羨ましく、負けたくない一身で暑くても傍を離れなかったことで肌が黒く焼け、
兄弟を食べたことに激怒した父イソンが下半身を切り落としてしまった、
などというなかなか衝撃的なお話でした。
こういう話を聞くと、日本の神様の話など、
昔の人たちの創造した物事についてますます興味が増しました。

ピーチャイ先生は、タイでもかなり有名な画家の一人でいらっしゃいます。
どんな厳格そうな方なのかと緊張してお宅を訪問すると、
信じられないくらい優く、チャーミングな方でした。
青色が大好きで、元々チャンシンで水彩画を教えていらしたそうで、
一緒におられたチャンシンの先生方も懐かしんでおられるご様子でした。

次回はいよいよ研修旅行最終日、4日目をお届けします!

[文・写真]
畦地 拓海 あぜち・たくみ 富山大学大学院 芸術文化学研究科2年 在籍
2014年6月よりタイ パタナシン芸術大学に留学中

国際交流・留学
https://www.tad.u-toyama.ac.jp/about#sec5

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