2022.10.13
【イベント】10/27「小林耕平 テレポーテーション」(黒部市美術館)に関する対談
「小林耕平 テレポーテーション」(黒部市美術館)に関する対談
三輪健仁(東京国立近代美術館美術課長)×小林耕平(美術家)
東京国立近代美術館美術課長の三輪健仁氏と美術家の小林耕平氏をお招きして、黒部市美術館で開催中の展覧会「小林耕平 テレポーテーション」に関する対談を、富山大学高岡キャンパスで開催します。
小林氏は、様々なオブジェクトを組み合わせたインスタレーションと、それらを用いて行われるデモンストレーションを記録した映像を通して、思考実験とも呼べる作品を制作してきました。黒部市美術館の個展「テレポーテーション」では、地域の風景や文化を題材として制作された作品が展示されています。
また、小林氏はこれまで三輪健仁氏が企画に携わった2009年「ヴィデオを待ちながら―映像、60年代から今日へ」(東京国立近代美術館)、2012年に同美術館で行われたイベント「14の夕べ」、2019年の「MOMATコレクション」などに参加してきました。
今回の対談では、小林氏の過去作品を振り返りながら、展覧会「テレポーテーション」について、三輪氏と一緒に分析を試みたいと思います。
[日時]
2022年10月27日(木)18:15〜19:45
聴講無料 *どなたでもご参加いただけます。
[会場]
富山大学高岡キャンパス 講堂
(富山県高岡市二上町180)
https://www.tad.u-toyama.ac.jp/about/access
会場アクセスマップ
[講師プロフィール]
三輪 健仁(みわ・けんじん)
東京国立近代美術館美術課長。主な企画(共同キュレーション含む) に「ゴードン・マッタ゠クラーク展」(2018年)、「Re: play 1972/2015―『映像表現 ’72』展、再演」(2015年)、「14 の夕べ」(2012年)、「パウル・クレー展―おわらないアトリエ」(2011年)、「ヴィデオを待ちながら―映像、60年代から今日へ」(2009年)など(いずれも東京国立近代美術館)。最近の執筆に「無名の顔―辰野登恵子の抽象について」『辰野登恵子 ON PAPERS A Retrospective 1969-2012』(青幻舎、2018年)、「ノンサイト―デス・ヴァレー」『ロバート・スミッソンの作品一覧|「プラスティック展」(1965年)から「ノンサイト展」(1969年)まで』(東京国立近代美術館、2017年)、『David Shrigley: Really Good』(ユミコチバアソシエイツ、2017年)など。
小林 耕平(こばやし・こうへい)
美術家。1974年生まれ、埼玉県在住。主な展覧会は、「六本木クロッシング 2007:未来への脈動」(森美術館、2007年)、「ヴィデオを待ちながら─映像、60年代から今日へ」(東京国立近代美術館、2009年)、「14の夕べ/14EVENINGS」(東京国立近代美術館、2012年)、「あなたの口は掃除機であり、ノズルを手で持つことで並べ替え、電源に接続し、吸い込むことで語る。」(山本現代、2012年)、「1974第1部1974年に生まれて」(群馬県立近代美術館、2014年)、「パランプセスト 記憶の重ね書きvol.4 小林耕平」(galleryαM、2014年)、「あいちトリエンナーレ2016 虹のキャラヴァンサライ」(豊橋会場、2016年)、「瀬戸内国際芸術祭2016」(香川県伊吹島、2016年)、「小林耕平×高橋耕平 切断してみる。─二人の耕平」(豊田市美術館、2017年)「あくび・指南」(山本現代、2018年)、「ゾ・ン・ビ・タ・ウ・ン」(ANOMALY、2019年)、「ぎこちない会話への対応策─第三波フェミニズムの視点で」(金沢21世紀美術館、2021-2022年)。
[コーディネーター]
松田 愛(芸術文化学系 講師)
[関連]
黒部市美術館「小林耕平 テレポーテーション」
2022年9月23日(金)〜12月18日(日)
黒部市美術館公式サイト
https://www.city.kurobe.toyama.jp/event/detail.aspx?servno=30772
[協力]
黒部市美術館
[主催]
富山大学芸術文化学部 松田愛研究室