2019.09.18

【研究科生の研究紹介】「建築プログラムとしての余暇の研究」／森田 哲平（大学院 芸術文化学研究科）

［氏名］
森田 哲平（大学院 芸術文化学研究科）

［研究テーマ］
「建築プログラムとしての余暇の研究」

［研究概要］
私は、人々が健康的で生の歓びを存分に享受できる都市づくりを目指すべきだと考え、余暇をテーマに研究を行っています。
これまで公園は建築ではなく風景の広がりでしたが、現代の建築家はプログラム手法により公園を建築空間のように構成する手法を確立しました。
私は、現代の都市公園に余暇としての空間利用をプログラムすることを可能にした空間構成の手法について研究し、現代に即した都市公園の空間パターンの設計に取り組んでいます。
それによって、人が食事やスポーツといった余暇を継続的かつ横断的に経験できる空間として「建築」することの可能性を探求したいと考えています。

［日々の研究について］
自然豊かなキャンパスで外を感じながら日々研究を行っています。
人々の活動が建物内部に完結することなく外の世界に溢れ出す様子を普段から感じられることは、余暇の研究に大きな影響を与えているのではないかと思います。