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卒業生・在学生の活躍報告募集! NEWSを送る

2021.04.15

【卒業生の活躍】湯淺 亜依さん(デザイン情報コース※9期生)

個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。

[卒業生]
湯淺 亜依さん
[専門領域]
デザイン情報コース9期生 ※(平成29年度卒業)
※ 平成30年度より「美術・工芸コース」「デザインコース」「建築デザインコース」「地域キュレーションコース」の4コースとなりました。
[職種]
株式会社VOICE、ブランディング、アートディレクター

「現在の仕事について」
クライアントはメーカー、小売、飲食店、行政など様々。お客様の問題を発見し、解決するためのデザインをします。ロゴ、パッケージ、Web、エディトリアルなど、内容も様々。時には企業ミッションやステートメントをことばにしたり、ブランドの改名を提案したり、オフィスやお店の空間デザインも手掛けます。「デザインすること」ではなく、「クライアントの潜在能力を引き出すこと」が、私たちVOICEの仕事だと思っています。

私がVOICEに入社してはじめてアートディレクションをした「ウフフドーナチュ」。
こどもの健康を考えた、愛情たっぷりのドーナツだからドーナチュです。楽しいコミュニケーションを仕掛けた、チャーミングなブランドにしました。今では全国で取り扱われる人気店となり、そのお手伝いができたことを、クリエイターとしてとても幸せに感じています。

VOICEではデザインワークのほか、飲食店3店舗の経営&プロデュースをしています。
そのうちのひとつ「BEER PAIRING RESTAURANT -WW- 」は2019年春にオープンしたお店。
「世界のビール×料理」というコンセプトで、ロゴマークからお店の内装、店内イラスト、メニューからショップカードまですべて担当しました。実はお皿も、石川県の九谷焼工房で私が絵付けしたもの。「食」は最近私が強く興味を持っている分野で、食を通じての幸せな空間づくりをこれからもやってみたいなと思っています。

「受験生・在学生へのメッセージ」
学生のうちから、いいものを見るということ。将来クリエイターになりたい人も、そうでない人も、学生時代に培われたセンスは、将来あなたの仕事に必ず役立ちます。いいものに触れて、見て、感じて、そうしてセンスというものがかたどられていく。少しお金がかかったとしても、素敵なお店にいったり、行きたい国に行ったり、いいものを身に付けることを、ぜひしてほしいです。磨いたセンスをアウトプットできる環境に、みなさんはいるのですから。いいものに、好きなものに、貪欲に向かっていってください。

他の卒業生の活躍はこちら

[平成30年度からの芸術文化学部の4コース]※
美術・工芸コース
デザインコース
建築デザインコース
地域キュレーションコース
※  平成30年度から、より融合教育を推進する垣根の低い4コース制としました。
コース配属は、2年次において本人の志望や学業成績に基づいて決定します。

[大学院]
大学院芸術文化学研究科

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