2015.11.09
【ニュース】「芸文×表具師」展/学部学生、卒業生、大学院生、修 了生と富山県表具師文化協会高岡支部のコラボレーション

「芸文×表具師」展
高岡キャンパス展示室で10月20日(火)~30日(金)に開催しました「芸文×表具師」展の紹介をいたします。
富山大学芸術文化学部学生、卒業生、大学院生、修了生の作品を、富山県表具師文化協会高岡支部の表具師さんたちが表具しました。作品の種類は、日本画、油彩画、アクリル画、ペン画です。作品に合わせて裂(きれ)が選ばれ、軸やパネルに仕立てられています。
本来、絵画は画家だけの力で成立するものではありせん。紙や布、絵具、筆や刷毛などには、それらを製作する職人さんたちがいます。そして、表具師さんは絵画の表装(額装、軸装、屏風装など)を担ってくれている存在です。このような絵画に関する繋がりを、高岡キャンパスで再確認する機会を作りたいと思い、この展示を企画しました。
展示を観た人からは、「表具と絵がお互いにひきたてあい、魅力が出ている」、「作家に触発された表具師の仕事が面白い」「表具と絵画の絶妙なバランスに感動した」などの感想が寄せられました。
ほとんどの展覧会図録では、作品につけられた額縁や表具の部分はカットされてしまい、作品の画像のみが掲載されています。その点で、今回の展示には、描く人、観る人双方にとって、新鮮な切り口、新しい発見があったのではないでしょうか。
髙島 圭史 (造形芸術コース、大学院芸術文化学研究科 准教授)




掛軸の一番下の両端に付けられている軸先(じくさき)です。掛軸を広げたり巻いたりするときの持ち手となる部分です。
作品や表具に合わせて、材質や形状が選ばれます。表具師さんたちの感性や遊び心が光る、知る人ぞ知る、鑑賞ポイントです。