2014.04.23
【キャンパススポット】コミュニケーションセンター
芸術文化学部にはコミュニケーションセンターという場所があります。
様々な打合せに使用する場所として本学の再編統合契機に整備されました。
開かれた学部を目指すという意志を込めて、壁面はガラス張りとなっており、とても明るい開放的な空間です。
ガラス越しに部屋の中を見ると、様々なかたちの椅子が並んでいます。
これらの椅子は、いわゆる「名作椅子」と呼ばれ、世界に認められる優れた椅子を、ものづくりを学ぶ大学の教材として収集してきたものです。
一般的には資料として箱に入れられ保管されることもある椅子ですが、本学部では、
価値を生み出す「創り手」
つくられた物を介して価値を共有できる「使い手」
芸術の成果を広く社会へ発信し、地域に活力を与える「つなぎ手」
の育成を目指しており、
名作椅子も実際に「使用」しながら教育・研究が行える、特色ある教育環境を整えています。
(Tom’s Press vol.27に掲載された記事を再構成しています)
[紹介]
渡邉 雅志(芸術文化学部 准教授)
[富山大学広報誌 Tom’s Press]
https://www.u-toyama.ac.jp/outline/pr/publication/toms-press/