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2018.12.14

【留学生の今日】留学リポートvol.18!タイから隠岐 まこがお届けします!

タイの留学生活
サワディカー、タイのパタナシン芸術大学に留学中の 隠岐まこ です。
タイに来て5ヶ月が過ぎ、もうすぐ半年が経ちます。毎日とても充実していて、時が経つのが早いです。

タイの気温は、毎日30度前後あり、暑いです。今は12月でタイ人は冬だ、と言っていますが、変わらずとても暑いです。私からしてみると、夏で時が止まってしまったかのようです。だからでしょうか、タイはいつも穏やかな雰囲気が流れています。焦ったり神経質になったりする必要もなく、タイ人はサバーイサバーイ(タイ語で気楽にいこうみたいな意味)の精神で、私にとても合っています。

さて、約半年の中で色々なことを学び体験したので、伝えたいことはたくさんありますが、その中でも私が体験してとても楽しかったのは、スパンブリー県というところへ研修旅行に行った時のことです。

大自然が広がり、永遠と畑や木々が続くような田舎だったのですが、そこにある川から泥を集め、土器を作りました。自然を感じながら作品を作ることがとても幸せでした。

タイ人とコミュニケーションを取るには、タイ語が必要不可欠です。タイ語に関しては、まだまだですが、少しずつわかってきたように感じています。しかし本当に発音が難しくて、覚えたはずの単語も発音がちょっとでも違うと理解してもらえないのが辛いところです。根気よく学んでいきます。

留学に来て、気づいたことがあります。なぜ作品を作るのか、ということです。作りたいから、楽しいから、というのはもちろんあると思います。でも一番幸せを感じる時は、形が見えて来た時、形になった時、完成した時に、自分の作品を我が子のように愛おしいと感じる時です。留学前から気づいてはいたけれど、それを体験できたことが少なかった気がします。留学して自分の作品と向き合って一生懸命制作しているうちに、この体験に何度も出会うことができました。私はこの感動の体験がしたくて作品を作っているのかもしれないと思いました。私は、これに気づいただけで大きく成長したと思っています。

思い通りにいかない時もあるし、自分はいいと思っても他人に評価されない時もあると思います。でもそれでも、自分の作品は絶対に愛おしいと感じたいです。今はこのまま、この感覚を大事に制作していきたいです。

学校から見える夕焼け。タイは毎日夕焼けが綺麗で、夕焼けを見るのが日課になっています。
この地で夕焼けを見ながら色んなことを考える時間は、とても大切なものです。

[文・写真]
隠岐 まこ おき・まこ 富山大学芸術文化学部 デザイン工芸コース4年 在学中。2018年6月からタイのパタナシン芸術大学に留学中。

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