2022.08.05
【卒業生の活躍】細金 真佑さん（造形芸術コース※10期生）
個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。
［卒業生］
細金 真佑さん
［所属コース］
造形芸術コース10期生※（平成30年度卒業）
※令和4年度より「美術領域」「工芸領域」「デザイン領域」「建築領域」「キュレーション領域」「複合領域」の６領域となりました。
［就職先］
サクラパックス株式会社
［部署］
R&D本部 包装開発部
［職種］
企画・広報
「現在の仕事について」
主に段ボールを使った新商品の企画・開発を行っています。”困っている人を助ける商品”を考え、誰かの役に立てる商品を企画しています。現場のお困りごとを聞くために、実際にお客様の元へヒアリングにも行きます。また、自分たちが開発した商品をどうやったらより多くの人にお届けできるかの販促についても考えます。ひとつの商品を企画してから販売した後まで、幅広く携わっております。
「芸術文化学部の学習や課外活動が今どう活きているか」
大学時代に専攻していた油彩画では、「こういうことを伝えたい」という想いの元、制作していました。そして今、「こういう理由でこんな商品を作りたい」と会社の人にプレゼンし、商品が仕上がればお客様にその魅力をお伝えします。媒体は違えども、誰かに何かを伝えるにはどうしたらよいかを考える力が活かされているなと感じます。また、学祭や野外イベント、アルバイト等で様々な人とコミュニケーションを取ったことが、ヒアリングに活かすことができています。
「受験生・在学生へのメッセージ」
色んなことに触れることが大切だと思います。今は気軽に旅行とかにも行けない時代になってしまい本当に残念ですが、勉強・制作以外にも、バイトでも趣味でも良いので好きな事に全力で取り組み、幅広くチャレンジしていっていただきたいです。学生時代に培った知識が、社会に出た後に必ずどこかで役に立ちます。商品を企画するにしても、会社の上司や同僚と関わるにしても、知識・経験の引き出しは多い方が良いなと社会人になって感じています。あとは貴重な大学生活、とにかく楽しんでください！
［令和4年度からの芸術文化学部の6領域］※
美術領域
工芸領域
デザイン領域
建築領域
キュレーション領域
複合領域
※令和4年度からは、従来のコース所属制度を廃止したオープンコース方式を実施しています。
学生は自分の適性や志望の変化に応じて、すべての領域の授業を履修することができます（受講環境により、一部の科目で履修制限を設ける場合があります）。
［大学院］
大学院人文社会芸術総合研究科