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卒業生・在学生の活躍報告募集! NEWSを送る

2022.08.05

【卒業生の活躍】市川 晴華さん(デザイン情報コース※3期生)

個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。

[卒業生]
市川 晴華さん
[専門領域]
デザイン情報コース3期生※(平成23年度卒業)
※令和4年度より「美術領域」「工芸領域」「デザイン領域」「建築領域」「キュレーション領域」「複合領域」の6領域となりました。
[勤務先]
株式会社読売広告社
[部署]
クリエイティブセンター
[職種]
プランナー/クリエイティブディレクター

企画したTVCMです。国内のアロンアルフアは全て芸文の近くの工場で作られています。
「時間があまる」TVCMでは、アジア太平洋広告祭2020(ADFEST)で金賞を受賞させて頂きました。

「現在の仕事について」
広告の企画をする仕事をしています。TVCM、WEB動画、キャンペーン、SNS、イベント、新聞など、いろいろです。クライアントの課題に対して、どのメディアでどんなメッセージが適切かを考えます。「買ってください!」と言っても、(当たり前に)買ってもらえない、まず見てもらえない。「どのように仕掛けたらちょっとでも振り向いてくれるか」を考えています。難しくもあり、楽しい仕事です。

「大きい“ア”」クッションの企画です。実はアロンアルフ“ア”は大文字なんですよ。

「芸術文化学部の学習や課外活動が今どう活きているか」
企画の発想法はもちろん、芸文は履修の幅がとにかく広いので、グラフィックから映像、プロダクト、アートまで、一人で作り切ることの重み、チームで作り切ることの難しさと喜び、幅広い表現手法を知ることができました。今でもあらゆる表現の可能性を考えることに活きています。あと何をやるにしても、制作者の気持ちがわかります。(チームでやる仕事では重要なことです)。そして同じものに興味があり、相談できる仲間ができました。

現在はリモート打合わせも多くなり、場面に応じて様々な場所で企画会議をしています。

「受験生・在学生へのメッセージ」
私は当初デザイナーになりたくて入学しましたが、課題に取り組んだり、メンターの先生と話をする中で「企画を考える方が好き」だと気が付きました。「デザイナー志望か、プランナー志望か早めに決めなさい」との先生からの助言がきっかけでした。芸文には様々な選択肢があります。自分が「楽しい/好き」と思う感覚を大事にして、ときには先生にも頼り、一番琴線にふれるものは何かを4年間でみつけてみてください。
あと芸文の学生にはいろんな能力者がいるので、課題以外でもチームで「ものづくりをする」ことはおすすめです。一度作る側に回ると、一気に世界がひらけたように、やりたいことが見つかっていきます。それをSNS等で外へ発信してみて、その反応とも向き合ってみてください。まわりに何もない広大な立地の中で、自分の存在がちっぽけに思える時もあるかと思いますが、自分の表現が好きだと言ってくれる人は全国のどこかにいるはずです。

撮影では映像のプロ達と共に、企画者視点でもっと良くなる可能性を確認していきます。

他の卒業生の活躍はこちら

[令和4年度からの芸術文化学部の6領域]※
美術領域
工芸領域
デザイン領域
建築領域
キュレーション領域
複合領域
※令和4年度からは、従来のコース所属制度を廃止したオープンコース方式を実施しています。
学生は自分の適性や志望の変化に応じて、すべての領域の授業を履修することができます(受講環境により、一部の科目で履修制限を設ける場合があります)。

[大学院]
大学院人文社会芸術総合研究科

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