キャンパス
ライフ

卒業生・在学生の活躍報告募集! NEWSを送る

2022.07.22

【展覧会】第2回图展(ふゆをかこむ展)

[概要]
「图」は、何だろう、創作漢字だろうかと思われたかもしれません。実は、「図」を中国語の漢字で「图」と書きます。富山大学名誉教授山田眞一先生に調べて頂いたところ、【图】 「圖」の簡化字。草書を楷書化したもの。清代の大衆小説や徽州档案文書に近形の字が見える。とわかりました。

辻合は、中国でたびたび「图」の字を見かけました。くにがまえの中に冬という字の構成が、雪国富山を連想すると常々思っておりました。そこで、この企画展を图展(ふゆをかこむ展)としました。なぜなら、この企画展が「図学」を中心としたものだからです。

「図学」は、「図法幾何学」を短縮した名称です。現在、「図学」は、「図形科学」と解釈し、「図」に関連する研究分野となっています。辻合は、コンピュータグラフィックスや画像処理が専門です。图展は、辻合の研究や創作活動だけでなく辻合研究室に関わる学生や卒業生の発表の場として開催します。特に、若手の育成になればと思っております。

昨年開催した「图展」および2回のワークショップでは、好評を頂き有難うございました。その後、ドームスクリーンに展示したどんぶり画像の抜粋を「どんぶりアート2021」として、MADD.(Movie for Art, Design and Data)が主催するMADD. screening 2021、SIGGRAPH Asia 2021 Art Gallery Special Programにおいて有楽町にあるコニカミノルタプラネタリアTOKYO Dome1で上映を行いました。

今年の企画は、サイドバイサイド方式の3D映像と作り方を解説します。また、その方法を使って富山大学芸術文化学部生と高岡工芸高校生が作った作品を展示いたします。

[出品作家]
辻合 秀一(芸術文化学系 准教授)
芸術文化学部 4年生および卒業生、大学院芸術文化学研究科2年生および修了生、医薬理工学環メディカルデザインプログラム1年生(辻合研究室)

[日時]
2022年8月6日(土)~ 8月27日(土)10:00 ~ 16:00
※月曜休館、最終日は10:00 ~ 15:00

[場所]
青井記念館美術館
〒933-8518
富山県高岡市中川1丁目1-20
TEL:0766-21-1630

WP Twitter Auto Publish Powered By : XYZScripts.com