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卒業生・在学生の活躍報告募集! NEWSを送る

2024.06.04

【卒業生の活躍】畦地 拓海さん(デザイン工芸コース)

個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。

石膏型に布を貼り込んでいるところです。入り組んだところは手で塗ったりもします。

[卒業生]
畦地 拓海さん
[専門領域]
デザイン工芸コース(平成24年度卒業)
大学院 芸術文化学研究科(平成27年度修了)
※令和4年度より「美術領域」「工芸領域」「デザイン領域」「建築領域」「キュレーション領域」「複合領域」の6領域となりました。
[勤務先]
作家
[職種]
漆芸家

「怪鳥の面〜犬鳳凰〜」という作品です。最近は専ら仮面作品の制作に勤しんでいます。

「現在の仕事について」
現在、漆芸家として活動しています。仕事の内容としては、作品制作はもちろんですが、作品発表(美術館やギャラリーでの個展またはグループ展、公募展への挑戦)や作品のオーダー制作が主で、私のいいなと思った作家さんに声をかけ、展覧会の企画もさせていただいています。

塗料としてだけでなく、沢山の素材を繋ぎ合わせ、豊かなテクスチャーを生み出せるのも漆の格好良いところだと思います。

「芸術文化学部の学習や、課外活動が今どう活きているか」
学生時代は、飽き性で、全然机に座っていないのに一番机周りが散らかっている、どうしようもない学生だったと思います。 1年のうちに何でもいいから「これをやった」と言える事を10個やろうと決めていました。学外イベントへの参加、イベントスタッフ、地域のお祭りでのワークショップ開催等…。学内にいるだけでは得られない経験が出来ていたと思いますし、それが今の展覧会開催や制作ペースの基礎にもなっているように感じます。

毎年京都で開催している個展の会場風景です。漆と土壁、自然な素材とその色合いがとてもマッチしています。

「受験生・在学生へのメッセージ」
在学時にある先生に言われた「好きなことは放っておいてもやるんだから、大学に行くと決めた以上、我慢して学ぶことも大切」と言われた言葉が心に残っています。大学に入って毎日を楽しむことは大切ですが、その楽しさの最大値を押し上げていくのもまた自身の体験が伴っての結果だと思います。自分の中にある大切なものに目を向け、そこに時間を使い、芯を持ってのびのびと自由に活躍していただきたいです。

「卒業生の関連リンク」
他の卒業生の活躍はこちら

[令和4年度からの芸術文化学部の6領域]※
美術領域
工芸領域
デザイン領域
建築領域
キュレーション領域
複合領域
※令和4年度からは、従来のコース所属制度を廃止したオープンコース方式を実施しています。
学生は自分の適性や志望の変化に応じて、すべての領域の授業を履修することができます(受講環境により、一部の科目で履修制限を設ける場合があります)。


[大学院]
大学院人文社会芸術総合研究科

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