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2023.12.26

【イベント】セーラちゃん氏による特別講演会および座談会を開催しました

[概要]
芸術文化学部 特別プログラム「ハッカーズから学ぶ芸術経営学」では、
ニューカルチャーの聖地を掲げる私設テーマパーク「まぼろし博覧会」の館長であり、出版社の社長兼編集長でもあるセーラちゃん氏をお招きして、特別講演および座談会を開催しました。

特別講演では、本学部生、卒業生、一般の方約50名が聴講し、
9月に実施したフィールドワークのスライド映像をもとに、「まぼろし博覧会」の開館から現在に至るまでのあゆみとこれからの展望についてお話しいただきました。

参加者からは、
・既存の施設に収まらない空間、場所がどのように成り立っていくのかを聞くことができ、一つの常識を見直すきっかけになりました。
・理屈や当たり前にとらわれず、自分が直感的に良いと思ったものを信じる大切さを知った。
・人とのかかわりの大切さを実行しているところを見習いたい。
・本当にエネルギッシュで、自由ですごいバランスで成り立っていてかっこいい!
・興味を持ってもらうこと知ってもらうことに重きを置くことで、新鮮なアートの出材を演出できると考えた。アートマネジメントの観点として取り入れたい。
とのコメントが寄せられました。

午後は、貸切バスで砺波市の旧庄川民芸館へ移動し、同館に保管されている、
自治体や国による保護対象とされない、未指定文化財の活用方法やあり方について、教員、参加者とともに討論が行われました。

文化をリアルに体験できる施設をつくりたい思いや、お客様と一緒にテーマパークをつくり上げていく理念など、「つくり手」「つなぎ手」2つの視点を併せ持つセーラちゃん氏の活動や考え方について学びを深めました。

本プラグラムのキックオフイベントとして、静岡県伊東市の「まぼろし博覧会」において9月にフィールドワークを実施しました。
セーラちゃん氏による特別講演会の様子、「まぼろし博覧会」の大きな旗もご持参いただきました。(富山大学 高岡キャンパス)
本学部の教員・学生・卒業生を交え、未指定文化財のあり方について討論が行われました。(砺波市 旧庄川民芸館)

特別講演「まぼろし博覧会のつくり方」
講師:セーラちゃん氏(「まぼろし博覧会」館長/株式会社データハウス 代表)
日時:2023年12月13日(水)10:30-12:00
場所:富山大学高岡キャンパス E-150演習室(富山県高岡市二上町180)

座談会「未指定文化財の行方」
日時:2023年12月13日(水)15:30-18:00
場所:旧庄川民芸館(砺波市庄川町金屋字岩黒16-2)
モデレーター:西島 治樹(富山大学 学術研究部芸術文化学系 教授)

[特設サイト]
ハッカーズから学ぶ芸術経営学
http://www3.u-toyama.ac.jp/arthack/

[お問い合わせ]
国立大学法人 富山大学 芸術文化学部
「ハッカーズから学ぶ芸術経営学」事務局
〒933-8588 富山県高岡市二上町180
TEL:0766-25-9111(代表) 受付時間:9:00-17:00
MAIL:arthack(a)tad.u-toyama.ac.jp
※ (a)は @ に置き換えてください。

主催・共催
主催:国立大学法人 富山大学 芸術文化学部
協力:一般社団法人 たびのひと
文化庁「令和5年度 大学における文化芸術推進事業」
(事業名「『つくり手』『つなぎ手』『つかい手』のクロスオーバーによる複合的なアートマネジメント人材の育成事業」)

[事業実施体制]
統括:西島 治樹(芸術文化学系 教授)
プロジェクトコーディネーター:佐藤 弘隆(芸術文化学系 助教)
モデレーター:芦田 麻都佳(芸術文化学部 研究員)
事務局:大石 ひとみ(芸術文化学部 コーディネーター)

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