2018.06.13
【展覧会】地元論 たびのひと/西島治樹(芸術文化学部 准教授)が出展
西島治樹:地元論 たびのひと
Haruki Nishijima : Jimoto-ron“The Stranger”
西島治樹は、映像・コンピュータ・自然の法則を組み合わせた独自のガジェットを用いて、私たちの生活空間を取り巻く様々な情報を収集するアーティストです。西島はこれまでに、電波やパチンコ、国境、人種といった、私たちの身近にありながら認識の死角にあるような対象に焦点を当て、時にユーモアや誤訳を交えながら、作品を通して様々な社会問題を提起してきました。
今回、西島は「よそ者」を意味する「たびのひと」という富山県の方言に着目しました。しばしば疎外感を感じさせるこの言葉は、グローバル化や多様性の受容といった現代社会の潮流に対して、真逆の位置にあるキーワードといえます。
本展は、県外や外国にルーツを持つ県内在住者へのインタビューと、自らも「たびのひと」かもしれない作家自身の個人史的なリサーチから構成され、映像や資料によって会場自体を一つのコミュニティに見立てます。その中で鑑賞者も「たびのひと」として作品に触れることで、人と場の関係性や内と外の繋がりに思いを巡らせることでしょう。(展覧会リーフレットより抜粋)
[会期]
2018年7月14日(土)〜8月5日(日)
[時間]
10:00〜17:00
[休館日]
毎週水曜日
[入場料]
無料
[会場]
アートハウスおやべ
【関連イベント】
アーティスト・トーク
[日時]
2018年7月21日(土)15:00ー16:00
[出演]
西島治樹(芸術文化学部 准教授)他
詳細はリーフレットをご覧ください。
[主催]
アートハウスおやべ〔(公財)クロスランドおやべ 〕
[後援]
小矢部市教育委員会、小矢部市芸術文化連盟、北日本新聞社、富山新聞社、読売新聞北陸支社、北陸中日新聞、
北日本放送、富山テレビ放送、チューリップテレビ、FMとやま
[関連リンク]
【教員紹介】富山大学芸術文化学部 准教授 西島治樹