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2025.02.27

【ニュース】GEIBUN16卒業・修了研究制作展 GEIBUN Prize決定

[概要]
GEIBUN Prizeは、富山大学芸術文化学部・大学院芸術文化学領域 卒業・修了研究制作展「GEIBUN16」の展示作品・論文の中から、もっとも芸文らしい卒業・修了研究制作に対して贈られる賞です。

富山大学芸術文化学部

油画/キャンバス、油彩コレーションパーツ(高岡市美術館での展示風景)

「大きな針葉樹」
小宮 花風理(美術・工芸コース)


<担当教員コメント>
本作品は二上山の山道で、作者が出会った風景を基に、自身で感じ取った雰囲気や色を加えて制作したものです。388×162cmという縦長の画面の大きさを活かし、鑑賞する方々には、 作者の解釈によって再構成された場の臨場感を追体験できる作品になっています。補色対比を意識した明暗の描き分けや点描・線描により、画面に色鮮やかなインパクトを与えることにも成功しています。今後も制作を通して観る人に新たな視点と解釈を提案し続けてくれるものと期待しています。(松村 浩之 准教授

【大学院芸術文化学領域】

藤井朱里 修了研究・制作 成果展示「燃ゆるアミュレット」展(富山大学芸術文化図書館 ギャラリーキューブ) ※本作は性的な表現を含み、ゾーニングを施した展示を行いました。写真は会場入り口の展示風景です。

「燃ゆるアミュレット-権威性に対抗する、蝋を用いた彫刻制作-」
藤井 朱里(人文社会芸術総合研究科)

<担当教員コメント>
蝋でできた火を灯すことのできる彫刻10点、映像、論文から構成される個展と、「灯葬のセレモニー」と題したパフォーマンスが修了制作として発表されました。多層的な作品として語るところの多い修了制作で、詳細は副論文にまとめられています。火を灯すことにより、崩壊し、新たな形に生まれ変わる彫刻は、私たちが内面化してしまっている固定観念を慎重に葬り、多様な人々による対話へつなぐ、作者の願いが込められています。(平田 昌輝 講師

[関連リンク]
GEIBUN16特設サイト

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