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2016.03.22

【名物授業】新たな体験が想像力をかきたてる「立体実習(金属)1」

針金のテンションを駆使した空間的な立体

針金のテンションを駆使した空間的な立体 

授業科目名「 立体実習(金属)1
– 新たな体験が想像力をかきたてる –

高校までの授業では扱えない「鉄」という素材、溶接の技術や叩いて曲げる技術などの加工方法を学習しながら金属彫刻を制作します。初めて扱う材料や技術には、不思議なことや興味をそそられることがいっぱい潜んでいます。大学の施設を活用することで、新しいことを発見すると同時に、挑戦する楽しさと緊張感を味わうことができます。とても好奇心をそそられる授業内容です。

鉄板を切断してパーツを作り、溶接で再構成した頭部 
鉄板の平面を意識し、変化をつけて再構成した緊張感のある魅力的な立体 

[授業内容について]
 この授業では、溶接の学修を目的にその仕組みの理解と溶接技術の修得と同時に、鉄(板)を材料とした小作品を制作します。近年、溶接は金属を使用した造形作品において必須なものとなり、複合的な場面でも必要とされています。溶接は、金属で制作したパーツを組み上げれば複雑で大きな作品の制作や時間短縮を実現させます。卒業研究・制作において金属彫刻や金属工芸品、金属製のプロダクトデザイン製品のプロトタイプ制作、インテリア・エクステリアにおける作品制作が可能となり、挑戦的で創造的な内容の具現化を可能にします。

[受講生]
2~4年生対象
※3、4年生は「金属造形(彫刻)Ⅰ 」として受講

[選択必修科目となるコース]
造形芸術コース
※他のコースは選択科目

 [授業担当]
中村 滝雄(芸術文化学部 教授)

アーク溶接による制作 
アルゴン溶接による制作 
小さなパーツを組み上げる 
切削による仕上げ作業 
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