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2017.10.06

【ニュース】Toyama Academic GALA 2017で内田 和美(芸術文化学部 教授)の研究が2席を獲得

「Toyama Academic GALA 2017」表彰式/中央 遠藤 俊郎(富山大学長)、右から2人目 内田 和美(芸術文化学部 教授)

Toyama Academic GALA 2017で内田 和美(芸術文化学部 教授)の研究が産学連携部門の優秀賞(2席)を獲得

9月27日、本学の研究の高度化を図るとともに、産業界等へ本学が持つ研究シーズを紹介することにより本学への理解を深めること等を目的とした「Toyama Academic GALA 2017」(富山大学研究推進機構主催)が開催され、内田 和美(芸術文化学部 教授)の研究「芸文×工学連携プロジェクト」が産学連携部門の優秀賞(2席)を獲得しました。芸術文化学部からは、今回が初エントリーでした。
このコンペティションで入選した研究は、学長より研究助成を受け、学内外の研究者、技術者の交流と産学連携促進の機会を得、学術研究のさらなる高度化を図ることができます。

[芸文×工学連携プロジェクト]
このプロジェクトは、富山大学芸術文化学部と工学部の教員、学生有志による新しい学部融合による価値創造を目的とした、平成28年4月からスタートした二年間のプロジェクトです。主な制作は、工学部の電気電子システム工学の学生と芸術文化学部のプロダクトデザインを志す学生が行っており、お互いの研究テーマを融合させ、電磁現象を用いたプロダクト製品を制作します。
一年目は、「電磁浮遊」という現象に着目し「浮くペン」というアイデアをもとに、現段階で可能な技術レベルである「磁力」を利用し実際にプロトタイプを制作しました。電気学会全国大会会場での展示や、富山新聞の取材を受けるなど社会への提案を行いました。
二年目は、電磁現象を用いた「ワインのデカンタ」の制作を計画しています。
大きな目標として、工学的側面と、芸術的側面とを結びつけることで、富山大学初の新融合分野の確立に繋がり、新たな富山大学の魅力を発信することを掲げています。


平成28年度制作「浮くペンスタンド」


平成29年度制作「ワインのデカンタ」

今回制作するプロダクトはワインのデカンタです。
ワインを美味しく飲むための「ワインを開かせる」という行為に着目し「ひと手間をより楽しく、より美しく、より魅力的なひと時に変える」をコンセプトに、美しさをまとったプロダクトを制作したいと考えています。

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