2020.11.10
【研究科生の研究紹介】呉羽丘陵における梨園景観の活用に関する研究/何 双双(大学院 芸術文化学研究科)
[氏名]
何 双双(大学院 芸術文化学研究科)
[研究テーマ]
呉羽丘陵における梨園景観の活用に関する研究
[研究概要]
私は富山に留学してきて、緑豊かな富山の自然の美しさに心惹かれ、特に里山に対する強い関心を持っています。里山の保全と活用を通じて、現在の里山の可能性を広げていくために、里山の魅力を掘り起しながら、人々が里山への関心を高めるような利用方法を探ることを目的として研究しています。
現在は呉羽丘陵における梨園景観の活用に関する研究をしています。富山市南西部の呉羽地区にある呉羽丘陵の里山では、土地の条件に合わせた土地利用が行われています。丘陵の中腹から平坦地に広がる梨園景観は、その代表的な一例であり、生業と地域の風土をよく映し出す文化的景観を形成しています。この研究では、梨園の個性ある景観に着目しながら、里山景観を生かしていくことにより、里山の持続可能な発展と地域の活性化への示唆になると考えています。
[日々の研究について]
「山花落尽山長在」=山の花が落ち尽くしても、山そのものは変ることなくいつでもあるこれからも、初心を変わらずに、目標にむけて努力します。