2014.11.18
【名物授業】「漆に恋して」芸文所蔵作品による企画展
学芸員養成科目「博物館実習Ⅰ」では、学芸員を目指す学生が学芸員資格取得のため、講義と実際に博物館実習を通じて、学芸員の職務に必要な基礎を学びます。これまで学んだ知識と経験の成果として、毎年芸文ギャラリーにて「博物館実習Ⅰ」受講生による芸文所蔵作品の企画展を開催しています。今期は「漆に恋して」と題し開催しました。10人の学生が2班に分かれて、企画・立案から搬入・展示まで、すべて手がけています。
学芸員を目指して学ぶ芸文生が、学部内に収蔵されている漆芸作品を、漆の美しさと奥深さ、さらに「学芸員」の視点と学生らしいアイデアで親しみやすく展示しました。第一期と第二期、2つの異なる側面から見た漆の世界を、多くの方に感じて頂けたと思います。
[授業]
博物館実習Ⅰ
[担当]
大熊 敏之(芸術文化学部 教授)
三宮 千佳(芸術文化学部 講師)
(芸術文化キュレーションコース)
[展覧会]
漆に恋して
第一期:「うたひうたはれ」四季折々の植物を通じ、和歌と工芸作品をご紹介します。
第二期:「カザリキラメク」漆工芸の技法に注目し、漆の魅力に奥深く迫っていきます。
[会期]
第二期 10月30日(木)〜11月4日(火)
※11:00〜19:00 水曜定休
[場所]
芸文ギャラリー