2016.12.07
【卒業生の活躍】小川 大輝さん(デザイン情報コース3期生)
個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。
[卒業生]
小川 大輝 さん
[専門領域]
デザイン情報コース3期生(平成23年度卒業)
[勤務先]
富山市役所(H24~ 観光振興課(現 観光政策課)、H28~ 都市政策課)
[職種]
地方公務員 一般行政職 商業デザイン採用
「現在の仕事について」
私は、入庁当初は観光振興課(現 観光政策課)でパンフレットのリニューアルや観光イベントの企画などを担当していました。この春からは人事異動で、都市政策課都市景観係に配属され、景観法に基づく申請などの事務手続きや、富山市らしい景観形成を目指した色々な業務に携わっています。
「芸術文化学部の学習や課外活動が今どう活きているか」
市役所は定期的に人事異動があり、ガラッと分野が変わることが多々あります。現所属では、建築に関する知識もある程度必要としますが、1年次の基礎を学ぶ段階で、建築関係の授業を受講していたので、「0から始めないといけない」という意識なく業務を行うことができました。この学部の面白いところは、コースの垣根を越えて授業を受けることができたり、授業外でも他コースの学生や先生方とも関わったりできるので、自由にいろんなことに触れることができることです。
芸文での学生生活は、自分の中での選択肢を広げてくれたり、逆の視点から物事を考えることができたりと、今の自分にとって必要なことを与えてくれたと感じています。
「受験生・在学生へのメッセージ」
現在私は、富山市の行政に携わっていますが、ものづくり、ひとづくり、まちづくりなど、何かを創っていく上でのプロセスは、どれも通ずるものがあると思います。芸文では、授業以外にも地元企業とのタイアップした活動や、学生主体の小規模プロジェクトなどもあります。学生時代にいろんなことに関わることによって、考え方や進め方の手法を学べたことは、今の自分に欠かせないものになっています。
今経験していることひとつひとつが自分の糧になるようがんばってください。