2018.03.15
【卒業生の活躍】吉備津 和真 さん(デザイン工芸コース8期生)
個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。
[卒業生]
吉備津 和真 さん
[専門領域]
デザイン工芸コース8期生(平成28年度卒業)
[勤務先]
有限会社小島製作所
[職種]
仏具製造
「現在の仕事について」
弊社の業務は仏具の製造です。仏具の中でも香炉を専門に取り扱っています。インゴットという金属の塊の状態のものから製品の香炉の形にするまでには多くの工程があります。その中で私は研磨と修理を主な担当としています。少人数で仕事をしているので、出荷される全てに自分の仕事が入っていて、自分の仕事に対して責任と誇りを感じます。
「芸術文化学部の学習や課外活動が今どう活きているか」
芸文では金属工芸を専攻していました。設備が整っていて、それらを使って自分の好きなものを作れる時間が楽しかったなあと思います。もっともっと使えばよかったと今は思います。金属という好きな媒体を見つけられたこともよかったです。
弊社に入ったのは産学連携型のサークルに入っていて、そこで社長とお会いしたのがキッカケです。サークルでは地場産業の現状やそこで活躍する人に触れられて、将来について考えるいい材料がたくさん得られたと思います。
「受験生・在学生へのメッセージ」
私も道半ばですが、目標をしっかり持って、達成したら喜んでくれる人を大事にして、共感してくれたり競い合える友達を作って、あなたの夢や目標が多くの人の希望になるように努めたら、クリエイティブで生きるって無茶苦茶大変ですけどがんばれると思います。なので大学では気の合う誰かがいるなら、その人といる時間も勉強と同じくらい大事にしてほしいと思います。
[平成30年度からの芸術文化学部の4コース]※
美術・工芸コース
デザインコース
建築デザインコース
地域キュレーションコース
※ 平成30年度から、より融合教育を推進する垣根の低い4コース制としました。
コース配属は、2年次において本人の志望や学業成績に基づいて決定します。
[大学院]
大学院芸術文化学研究科