2021.03.26
【卒業生の活躍】栗井 咲佳さん（デザイン工芸コース※11期生）
個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。
［卒業生］
栗井 咲佳さん
［専門領域］
デザイン工芸コース11期生 ※（平成31年度卒業）
※ 平成30年度より「美術・工芸コース」「デザインコース」「建築デザインコース」「地域キュレーションコース」の4コースとなりました。
［職種］
店舗運営部 家具担当
「現在の仕事について」
2020年4月からホームファッション担当者として、1年間働きました。
ホームファッションとは家具ではなく、生活雑貨や室内装飾品などのことです。仕事内容は、ホームファッションフロア業務を全て管理しています。例えば、売場変更、入荷処理などです。また、伝票起票や事務処理、その他様々なお客様対応も日々の業務の中では必ず行います。それら、全ての業務の進捗管理を行うことが社員の役目です。2021年4月からは家具担当になるため、今は家具フロアでの新しい仕事内容を覚えている最中です。
「芸術文化学部の学習や課外活動が今どう活きているか」
大学では木工を専攻し、デザインや設計、加工など、知識や技術を身に付けました。今は店舗で働いているため、大学で学んだ事が活きるのは、家具の構造や素材をお客様に伝える時です。ですが、将来は商品部に入り、大学で学んだ知識や技術を最大限生かして、商品の企画・開発を行いたいと考えています。
また、私は家具を制作する際、高度な加工にも挑戦し、なかなか上手く出来ない加工でも諦めないという精神を身に付けました。この精神は、社会人になって仕事に取り組む中でも役に立っています。
「受験生・在学生へのメッセージ」
芸文の環境はとても恵まれています。機械や設備があれだけ整っていて、制作に打ち込める環境はなかなかありません。そのような場所で悔いがないように沢山の作品を作ってください。
また、地域と連携で活動出来ることも芸文の大きな魅力です。自分から積極的にイベントに参加し、活動の場所・可能性を広げて下さい。
何事にも挑戦していくことが、自信や成長に繋がると私は実感したので、友達や先輩、後輩と協力し、楽しみながら沢山の事に挑戦してみて下さい。
［平成30年度からの芸術文化学部の4コース］※
美術・工芸コース
デザインコース
建築デザインコース
地域キュレーションコース
※ 平成30年度から、より融合教育を推進する垣根の低い4コース制としました。
コース配属は、2年次において本人の志望や学業成績に基づいて決定します。
［大学院］
大学院芸術文化学研究科