2020.06.26
【卒業生の活躍】久保田 光明 さん(デザイン情報コース※ 7期生)
個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。
[卒業生]
久保田 光明 さん
[専門領域]
デザイン情報コース7期生 ※(平成27年度卒業)
※ 平成30年度より「美術・工芸コース」「デザインコース」「建築デザインコース」「地域キュレーションコース」の4コースとなりました。
[勤務先]
株式会社 ROLE
[職種]
グラフィックデザイナー
「現在の仕事について」
芸文の地元、高岡のデザイン事務所で広告制作やブランディングに携わり、ポスターやロゴ、パッケージなどをデザインしています。主に市内・県内の行政や企業の方と会ってお話をして、地域ならではの魅力を探り、発信していく楽しさと難しさを日々感じています。
「芸術文化学部の学習や課外活動が今どう活きているか」
学生時代での制作では、「周りとカブりたくないけどスベりたくない」と思っていました。それが良かったのか、お客さまを相手にデザインを提案する現在の仕事にも少なからず繋がっている気がします。また、授業以外の課外活動で、しばしば授業よりもエネルギーを注いでしまったりもしますが、そういう時に湧いてくるモチベーションが、社会に出てからの自分の底力になっていたりもするので、大学での課外活動は自分が前向きに取り組めるものをじっくり注力できる大切な時間であったと思います。
「受験生・在学生へのメッセージ」
一見芸術に関係ない事だとしても、自分が心底楽しいと思えることに時間やお金を使ってほしいです。芸術系の学校では「個性的じゃないといけない」みたいな微妙なプレッシャーを感じる事もあるかもしれませんが、あまり周囲の基準は気にせず自分自身の需要に素直に応え続けていった人が結果的に輝いているように感じます。仕事でも趣味や好みは何かと武器になると思うので、芸文という場と人と時間を存分に使って、自分の「楽しい!」に投資していってほしいです。
[平成30年度からの芸術文化学部の4コース] ※
美術・工芸コース
デザインコース
建築デザインコース
地域キュレーションコース
※ 平成30年度から、より融合教育を推進する垣根の低い4コース制としました。
コース配属は、2年次において本人の志望や学業成績に基づいて決定します。
[大学院]
大学院芸術文化学研究科