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2015.02.25

【課外活動】クリエイ党

芸術文化学部 課外活動団体「クリエイ党」
ー職人の熟練した技と学生の柔軟な発想の融合ー

クリエイ党の活動は学内外から注目され、テレビの取材を受けることもあります。芸文生にとっても人気の課外活動です。そこで今回はクリエイ党を取材してきました!

現場へ行くと、毎年参加している「高岡クラフトコンペ」に出品する作品のアイデア出しの会議が進められていました。そこに伝統産業青年会の職人の方達が入ってくださり意見をもらったり相談をしているそうです。

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クリエイ党の代表・伊藤さんにお話を伺いました!

ークリエイ党とは何ですか?
「クリエイ党は、富山大学芸術文化学部の学生と地元、高岡の職人が一緒にものづくりをすることで伝統産業の新しい価値を見い出すことを目的としている団体です。」

ークリエイ党の良いところを紹介してください。
「昨年化粧鎖(雨水がつたっていくもの)を製作したのですが、高岡で有名な緑青という着色を施したり、部品の加工をしたり、職人さんと共同で制作しました。技術だけではなく、ものの考え方も学ぶことができるのですごく刺激になります。」

ー目指すは高岡クラフトコンペ大賞でしょうか?
「ここ3年間は高岡クラフトコンペ入選・入賞を目標に置いています。それが1番というわけではないのですが、やはりコンペで結果を出すという目標を持つことで、より真剣にものづくりに取り組めます。」

ーブログを見ている方々に一言お願いします。
「クリエイ党は、職人さんがものづくりをしている現場を生で見ることができます。ものづくりをしたい人はもちろん、企画に興味がある人にも魅力的な活動です。また『高岡クラフト市場町』や『御印祭』という高岡のお祭りに参加したり、職人さんが開催する鋳物体験イベントのお手伝いなどもします。高岡を知る機会が1番多いサークルだと思います。」

会議では班に分かれスケッチなどを持ち寄り話し合いを進めていました。伊藤さんの班は実際に使われている仏具を机に並べて検討していました。

毎週の話し合いでは、「今週の伝産」と題して伝統産業青年会の方や、時にはデザイナーの方をお呼びしてお話を伺う機会もあります。さらに「今週のクリエイ党」と題して自己紹介や地元紹介の発表を行い、親睦を深めているそうです。これらの情報は、毎週クリエイ党のFacebookに紹介されています。

学生は自分たちの実力を試すだけでなく、職人さんや地元の人々など外との繋がりを大事にしている印象を受けました。その繋がりの中からこれからどのような作品が生まれるのか、今から楽しみです。

[クリエイ党]
学生と高岡の職人がものづくりを通じて伝統産業の新しい価値を見出し、創造、発信をしていくなかで、地域の活性化を目指す団体です。作品は「工芸都市高岡クラフトコンペ」での入賞実績があります。

[クリエイ党SNS](毎週更新!)
Facebook→https://m.facebook.com/creatou?refsrc=http%3A%2F%2Fwww.google.co.jp%2F&_rdr

[取材・写真・文]
大橋 なつ絵 芸術文化学部 デザイン工芸コース 1年

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