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2018.07.25

【学生の日々】造形展2018 出品学生インタビュー/造形芸術コース 桶谷 未緒

造形展2018
授業科目「造形芸術演習2」の授業を履修している学生が協力、企画して行うグループ展「造形展2018」今回は日本画を出品している、桶谷未緒さん(造形芸術コース3年)に出品作品について伺います。

ーQ1.テーマについて制作するに至った経緯や作品へ込めている思いを教えてください
A. 私は植物が持つ美しさ・逞しさ・儚さ、そういったものに憧れを抱いていて、様々な姿を見せてくれる自然と自分とを重ねることが多くありました。自分が良いと感じた景色を自分の描き方で描いていきたいと常々思っています。今回モチーフにした樹木のように、自分の技術は勿論、人間的にも大きく成長していきたいという思いを込めて制作しました。

ーQ2.技法について今回の制作で使用した技法について教えて下さい。また、なぜその技法を使ったのか、ご自身が感じる魅力についてもお聞かせください。
A. 普段は墨を多く使用して、和紙と馴染ませやすい水干絵具や顔彩で主に描いていくのですが、今回の制作では番手が荒い(粒子が大きい)岩絵具を多用して描いていきました。岩絵具の美しい色や光が当たった際の表情が好きなので、その点が活かせられたら良いなと思っています。ただ、岩絵具というのは完全に混色することが出来ない絵具であるため、扱いが難しいと感じました。

ー荒い絵の具を多用したとのことで、樹木のゴツゴツとした質感がリアルに、そして力強く描かれていますね。光に当たるとよりキラキラしていて素敵です。

ーQ3.最後に造形展への意気込みについて聞かせてください
A. 美術館に自分の作品を展示するということはとても大切な経験になると思います。作品をどう見られて何を感じ取られるのか。これからの制作の糧となるような機会になればと考えています。

ーありがとうございました

[インタビュー]
和田 穂波(造形芸術コース 3年)
水戸部 千咲(造形芸術コース 3年)

[撮影]
水戸部 千咲(造形芸術コース 3年)

「造形展2018」Twitterもぜひご覧ください。
造形展は「造形芸術演習2」の授業を履修している学生17名による作品展覧会です。日本画、油画、彫刻、メディア、漆芸等の作品を展示します。

学生それぞれの作品制作状況や各担当(展示、印刷、広報)の活動、会議の様子などをTwitterで随時お知らせします。是非のぞいてみてください。
「造形展2018」 Twitter <@zoukeiten2018

[関連イベント]
造形展2018

[会期]
2018年7月29日(日)〜 8月5日(日)
※ 7月30日(月)は休館

[開館時間]
9:30〜17:30(入館は16:30まで)
※ 8月5日は16:00まで(入館は15:45まで)

[観覧料]
無料

[会場]
高岡市美術館市民ギャラリー
富山県高岡市中川1-1-30
TEL:0766-20-1177
URL:http://www.e-tam.info/

[主催]
国立大学法人 富山大学芸術文化学部

[共催]
高岡市 高岡市教育委員会

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