2018.08.07
【学生の日々】造形展2018 出品学生インタビュー/造形芸術コース 藤崎 太郎
造形展2018
造形芸術演習2の授業を履修している学生が協力、企画して行うグループ展「造形展2018」今回はメディア作品を出品した、藤崎太郎さん(造形芸術コース3年)に出品作品について伺います。
—Q1.テーマについて制作するに至った経緯や作品へ込めている思いを教えてください
A. 造形展のテーマが「てっぽうだま」というのを受けて、「じゃあてっぽう描けばいいんじゃない? かっこいいし」と思いました。てっぽうは男の子のロマンだと思います。
—Q2.技法について今回の制作で使用した技法について教えて下さい。また、なぜその技法を使ったのか、ご自身が感じる魅力についてもお聞かせください。
A. 元より興味のあった「絵を動かす」というのに挑戦してみました。絵は切り取った一瞬をデザインするものですが、アニメーションは何かが生きている時間そのもの写真提供をデザインするので、より生々しい表現ができるんじゃないかな、と思っていたので。
—具体的にどのような技法(ソフト等)で制作したのでしょうか
A. 構想を整えてから大まかなスケッチをシャープペンシルで描いた後、ClipStudioPaintというソフトで絵を動かしていきます。まず動かない部分(背景)を用意し、その上にパラパラ漫画のように動くキャラクターを描いていきます。人の動きはとても難しいので、自分でも同じように体を動かして、確認しながら作画します。今回はアニメーション部分が全体で30秒〜40秒くらいですが、およそ400枚くらいの絵を描きました。
—Q3.最後に造形展への意気込みについて聞かせてください
A. 美術館に自分の作品が置かれた時に、どう見えるのか不安、もとい楽しみです。
—ありがとうございました。
[インタビュー]
和田 穂波(造形芸術コース 3年)
水戸部 千咲(造形芸術コース 3年)
[写真提供]
藤崎 太郎(造形芸術コース 3年)
「造形展2018」Twitterもぜひご覧ください。
造形展は「造形芸術演習2」の授業を履修している学生17名による作品展覧会です。日本画、油画、彫刻、メディア、漆芸等の作品を展示します。学生それぞれの作品制作状況や各担当(展示、印刷、広報)の活動、会議の様子などをTwitterで随時お知らせします。是非のぞいてみてください。
「造形展2018」 Twitter 〈@zoukeiten2018〉
[関連イベント]
造形展2018
[会期]
2018年7月29日(日)〜8月5日(日)
*今年度の「造形展2018」は終了いたしました。
[会場]
高岡市美術館市民ギャラリー
富山県高岡市中川1-1-30
TEL:0766-20-1177
URL:http://www.e-tam.info/
[主催]
国立大学法人 富山大学芸術文化学部
[共催]
高岡市 高岡市教育委員会